2015年03月10日 ウラヂオストク発
[科学研究機関はサンマ漁業における南北クリール海域統合を勧告する]
ロシア太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは、サンマ漁業における規制と資源の合理的利用に関する会議を開催し、この中で研究機関が、その資源特性から、南北クリールの両海域を統合管理することを勧告した。
この勧告は、極東科学操業評議会のサンマ漁業部会に出席した、同センター研究員ドミトリー・アントネンコ(Дмитрий Антоненко)によって、資源の合理的な利用等を理由に行われ、サンマ資源の広範な分布状況、海流と資源動向等の背景が指摘された。
(*報告担当者 原口聖二: 資源評価と漁獲勧告量、操業管理等に関する具体的変化についての言及は原文にない)