2017年03月21日
ウラヂオストク発
[カニ漁業者協会会長 ロ中漁業委員会に参加し隣接国境地帯の不作為を批判]
ロシア極東カニ漁業者協会会長ドウプリャコフは、ウラヂオストクで開催されている第26回ロ中漁業委員会に出席し、沿海地方隣接国境地帯における警備局の密輸対策への不作為を批判した。
ドウプリャコフは昨年2016年、北朝鮮の羅津港と中国の琿春へ毎月約500トンの違法カニ製品が供給されたと推定される旨指摘した。
また、この行為に約10隻がかかわっており、のべ150件の国境線を越える違反があったと言及した。
なお、一方で青島港等への違法なカニの供給は減少しており、中国側の対応について一定の評価をした。
(報告担当者 原口聖二: ロシアと日本の排他的経済水域におけるカニ密漁について、日ロIUU漁業防止協定発効以降、漁場から直接、あるいは燃料、食料等補給港を経由し、ロシア沿海地方ザルビノ・中国琿春・北朝鮮国境等の“カオス”地帯等へ製品を運び出すルート等の存在が指摘されている。)
ウラヂオストク発
[カニ漁業者協会会長 ロ中漁業委員会に参加し隣接国境地帯の不作為を批判]
ロシア極東カニ漁業者協会会長ドウプリャコフは、ウラヂオストクで開催されている第26回ロ中漁業委員会に出席し、沿海地方隣接国境地帯における警備局の密輸対策への不作為を批判した。
ドウプリャコフは昨年2016年、北朝鮮の羅津港と中国の琿春へ毎月約500トンの違法カニ製品が供給されたと推定される旨指摘した。
また、この行為に約10隻がかかわっており、のべ150件の国境線を越える違反があったと言及した。
なお、一方で青島港等への違法なカニの供給は減少しており、中国側の対応について一定の評価をした。
(報告担当者 原口聖二: ロシアと日本の排他的経済水域におけるカニ密漁について、日ロIUU漁業防止協定発効以降、漁場から直接、あるいは燃料、食料等補給港を経由し、ロシア沿海地方ザルビノ・中国琿春・北朝鮮国境等の“カオス”地帯等へ製品を運び出すルート等の存在が指摘されている。)