ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

上海長興に活タラバガニが始めてサハリンから直送される

2017-06-18 01:33:35 | 日記

2017年06月18日
モスクワ/中国発
[上海長興に活タラバガニが始めてサハリンから直送される]
ロシアサハリン州企業が生産した活タラバガニ50トンが、ロシア運搬船”TOR”によって直接、2017年6月12日、上海長興の港に搬入され、初めて通関手続きを終えた。
なお、このサプライチェーンに参加しているロシア企業は、”Монерон”(モネロン社、”Курильский универсальный комплекс”(クリリスキー・ユニヴァサリヌイ・コンプレクス)社である。






不惧“高冷” 九曳供应链整船帝王蟹登陆上海
寒冷深海孕育出的蟹中之王——帝王蟹,一只2.0~4.5kg,动辄上千元,走上酒店餐桌,价格更是翻上数倍。事实上,不止价格,它面临的物流、技术、资金周转等整条供应链操作难题,一度让它成为国内消费者眼中的“高冷”美食。
2017年6月12日下午14时,由九曳供应链进口的首批50吨上万只鲜活俄罗斯帝王蟹,顺利抵达上海长兴岛横沙国际渔港,实现了上海口岸整船进口远洋鲜活水产品 “零的突破”,也标志着九曳供应链彻底打通了海上活品跨境供应链通道。
俄罗斯远东海域属于高纬度深冷海域,虾、蟹、贝类、鱼及海参等海产品资源丰富、质量上乘,一直受到国际市场的认可和追捧。以往俄罗斯海鲜进入上海市场需要通过空运或在大连、青岛等渔港口岸中转,再经过车辆运输上海,运输时间长、成本高,资金周转压力很大。
现在,九曳供应链通过直达上海的船舶整船进口,港口操作。6月5日,满载俄罗斯帝王蟹的“TOR”号从俄罗斯霍尔姆斯克港直航,历经7天的海上运输,6月12日直航抵达上海长兴岛横沙渔港。九曳供应链采用提前申报,提前停泊等措施,确保帝王蟹在到港当天快速完成报关报检,而后由冷藏水车拉到暂养池进行暂养、售卖。由此,大大减少了供应链中间环节,提高了供应链效率,帝王蟹成活率高,运输时间和经济成本低,市场竞争力更强。“据测算,经我们进口的俄罗斯帝王蟹,价格有望降低三分之一到四分之一”九曳商业负责人方赟现场接受媒体采访时表示道。
众所周知,中国及亚洲周边海域是不产帝王蟹的,所以在中国市场上的帝王蟹多为进口的速冻产品,九曳供应链此次从俄罗斯原产地捕捞鲜活帝王蟹,直航抵沪,在国内尚属首次。而俄罗斯帝王蟹生长于绿色无污染的深海水域,对生活的水质环境要求极高,饲养、储存等技术问题亟待解决。
为此,在帝王蟹到港一周前,九曳供应链特邀俄罗斯技术专家做暂养池做专业的饲养和储存指导,反复调试水质,直至完全达标。为最大程度保证帝王蟹的鲜活度,卸货选择在当天晚上温度降至较低时开始进行。收到卸货指令后,娴熟的装卸工人们飞快地从船舱内一只只抓起帝王蟹,放入专用篮筐,而后由吊车直接吊装入事先反复消毒清洗的专业水车,立即运往横沙渔港暂养池。该暂养池占地2500多平方米,并配备了海水循环、控温、增氧设备和技术人员,只为确保帝王蟹处于最佳的“休养生息”环境。
此次“TOR”号的成行,是在“一带一路”战略的引领下,九曳供应链求新求变、扩大合作的成果。九曳供应链同上海长兴岛渔港有限公司、俄罗斯MONERON CO.LTD、KURILSKIY UNIVERSAL COMPLEXCO.LTD,最终打通了从俄罗斯至上海的海上活品跨境供应链通道。
满载俄罗斯帝王蟹的“TOR”号渔船靠泊后,为保障渔船通关查验的顺利快速实施,海事、海关、检验检疫、边检等口岸查验单位开展联合登临检查,提高口岸通关效率,以便让国内消费者能够更早地品尝到来自俄罗斯帝王蟹的鲜美。经确认,该批帝王蟹没有病死情况,九曳供应链作为此次的进口企业,备案资质齐全有效,当即获得通关放行,并抽样送实验室进行相关安全卫生项目的监测。
据了解,随着俄罗斯帝王蟹捕捞季的全面开始,除了这次首批50吨,九曳供应链将源源不断地输送帝王蟹进入国内,推动帝王蟹走下“高冷神坛”,走上更多国内消费者餐桌。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プーチン 南クリールの領土問題解決のため有益な条件を設定する必要がある

2017-06-16 16:38:53 | 日記

2017年06月15日
モスクワ発
[プーチン 南クリールの領土問題解決のため有益な条件を設定する必要がある]
ロシア大統領プーチンは、2017年6月15日行われた”市民との直接対話”後のインタァヴューで、南クリールでの共同経済活動に関して言及、領土問題解決のため有益な条件を設定する必要があると指摘した。
また、プーチンは、最終的な決定に関することを話すことは、時期尚早だと加えた。
ロシア水産業界紙(WEB)が伝えた。

2017年06月16日
TBS系(JNN)
[プーチン大統領 テレビで市民と直接対話」
ロシアのプーチン大統領が15日、毎年恒例のテレビの特別番組に出演し、市民との直接対話に臨みました。
「ごみ捨て場で毎日火事が起きて、呼吸が不可能で、ずっと吐き気もしていて、もう耐えられません」(市民)
「あなたのことはよく理解しています。(対策として)ごみ処理場をつくります。とても良い日本の技術で『日立』だったと思います」(ロシア プーチン大統領)
プーチン大統領と市民の直接対話は、スタジオやロシア各地の市民の悩みや不安の声を大統領自らが聞き、時には解決策を提示していくという、毎年恒例のイベントとなっています。
「国の支援がなく(水害で)壁に隙間ができ、天井が落ちそうになり、壁が崩れています」(水害の被災者)
「これはおかしい。中央政府から被災者の支援に必要なお金を(あなたの州に)振り込んでいます。私と同名の州知事に聞きたい。ウラジーミル、お金はどこですか?」(ロシア プーチン大統領)
また、外交問題では、アメリカでロシアへの制裁を強化する法案が可決したのは、「アメリカ国内政治の対立の結果だ」と主張したものの、両国の関係改善には意欲を示しました。
市民対話の後の記者会見では北方領土での共同経済活動に触れ、「日本の同盟国への義務、地域の安全保障上の規定」が問題を複雑にしているとし、仮に北方領土が返還されたとした場合、島にアメリカ軍が展開する可能性に改めて懸念を表明しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア漁業ニュースヘッドライン 2017年07月  http://kisenren.com

2017-06-15 11:58:36 | 日記
2017年07月01日


ユーザー  各位

拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、2017年5月31日、ユジノサハリンスクにおいてロシアと日本の南クリールにおける共同経済活動に関する両国関係者の会合が行われ、サハリン州知事コジェミャコが、最も関心のある分野として漁業をあげたと、ロシア水産業界紙(WEB)が伝えました。コジェミャコは、特に関心のあるプロジェクトとして、南クリール沿岸での養殖漁業、完全に利用されていない水棲生物資源の開発、水産加工場の建設等を指摘したとのことです。提案は、これまでの情報によると、日本の漁業者にとって参加の可能性がかなり制限されるものとなっているところです。
 今後の展開が注目されるこの北方四島共同経済活動に関する情報を引き続き、今月号においてもTopNews としてご報告申し上げます。
 なお、ロシア漁業庁は、同年5月下旬、本部会議を開催し、新たな漁獲割当設定のための作業を、2017年から2018年の主要業務として位置づけることを確認しました。ロシア漁業は、2018年から2019年にかけて新たな漁獲割当がその先15年間設定されることになります。この漁獲割当の更新に関する情報もあわせてお知らせ申し上げます。
敬具

(国際漁業対策事業部;原口聖二)


Contents
TopNews  
サハリン州知事 ロ日南クリール協力 もっとも関心ある分野は漁業と表明
・寄港国協定 厳格運用を(日本EEZ便宜置籍船カニ密漁問題関連)
・ロシア漁業の構造改革と韓国企業の投資(漁業政策および2ケ国間漁業協定関連等外10件)
・ロシア政府 投資クオータ規則を承認(投資クオータ関連外1件)
・ムルマンスクも距岸6マイル漁業を行う(サハリン州距岸6マイル漁業関連)
・スケトウダラ操業 米国との差は縮まった(底魚等操業関連外7件)
・チムチェンコがカニ資源にアクセスする(無脊椎動物操業関連外6件)
・沖獲漁具問題 カム地裁が船主に罰金1,850万ルーブル(太平洋サケマス操業関連外10件)
・フセヴォロド・シビルツェフが太平洋に向け5月21日出港(サンマ漁業関連)
・国後島の漁業コンビナートがイワシ操業を準備する(イワシ・サバ操業件関連外2件)
・国境警備艇コマンドルがカムチャツカ警備に参加(FOC/IUU取締情報関連外8件)
・インテルルイブフロートはスルメイカ漁業拡大を目指す(その他ロシア漁業関連情報等外11件)
・日韓水産物輸入規制WTO紛争 早ければ6月-7月に結果(韓国スケトウダラ等市場関連外6件)
・米が法案 北制裁へ漁業権不買 中国のスルメ多獲抑止か(北朝鮮漁業関連)

計75オリジナル報告

http://kisenren.com
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北朝鮮がスケトウダラ人工孵化放流に成功と報じる

2017-06-14 11:57:56 | 日記
   

2017年06月13日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[北朝鮮がスケトウダラ人工孵化放流に成功と報じる]
北朝鮮の労働新聞は、同国がスケトウダラの人工孵化放流に成功したと報じた。
韓国一般紙(WEB)が伝えた。
北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は2017年6月12日、スケトウダラの人工孵化に成功、数十万尾の稚魚を放流した旨の関連ニュースを1面で大きく報じた。
報道によると、咸鏡北道の水産事業所は、スケトウダラ人工授精技術を独自に開発、孵化したスケトウダラに与える餌まで国産化した。
育成したスケトウダラの稚魚を今年2017年4月末から5月上旬までの間、東海(日本海)に放流したというものである。
労働新聞は金正恩が昨年2016年、直接指導したものだとしている。
スケトウダラの人工孵化はかなりのレベルの技術を必要とする。
韓国一般紙(WEB)は、電力と飼料など、すべてが不足している北朝鮮がスケトウダラ人工授精を成功させたのが事実であれば、驚くべきことだが、漁船の燃料不足で、海面の水産資源もしっかり開発できず、漁場操業権を中国に売る北朝鮮が、現実的にこれに成功するとは考えにくいと指摘、今後、韓国の海で獲れるスケトウダラの「所有権」を主張するための先制的措置という観測まで出ていると加えた。
北朝鮮で漁業に従事していた脱北者も、本当にスケトウダラ人工授精に成功したのか、どのくらい稚魚放流したのかは分からないが、後に、北朝鮮が東海で獲れるスケトウダラを、自分たちが放流したものだと主張する可能性があると話した。
韓国は2014年から“スケトウダラ資源回復プロジェクト”を立ち上げ、2015年12月、東海に稚魚1万5,000尾を初めて放流、先月2017年5月にも15万尾を東海に放流している。
なお、韓国政府は、2018年から毎年100万尾のスケトウダラ稚魚を東海に放流する計画をしている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インテルルイブフロートはスルメイカ漁業拡大を目指す

2017-06-13 15:57:45 | 日記


2017年06月13日
モスクワ発
[インテルルイブフロートはスルメイカ漁業拡大を目指す]
今年2017年漁期、色丹島の漁業コンビナート”アストロブノイ“(Островной)の再建に関わる“インテルルイブフロート”(Интеррыбфлот)社は、イワシ・サバに加え、イカ漁業の拡大を計画している。
昨年2016年、“インテルルイブフロート”社は、2,700トンのサバと、2,000トンのスルメイカ(Тихоокеанский кальмар:チホーオケアンスキー・カリマル:太平洋イカTodarodes pacificus)を漁獲した。
これまでロシア市場では、ドスイカ(Командорский кальмар:コマンドルスキー・カリマル:コマンドル・イカ Berryteuthis magister)は良く知られていたが、スルメイカはほとんど知られていなかった。
同社は、スルメイカは、韓国、日本、中国で大きな需要があり、当該資源へのアクセスは極めて要望だとしている。

(関連過去情報)

2017年03月29日 モスクワ発
[色丹島は投資クオータの活用を準備する コンブ生産施設整備を計画]
ロシア農業副大臣(漁業庁長官)シェスタコフは、色丹島の水産業界の代表者らと会合し、水産分野の発展等について協議した。
この中で、一度経営破たんした、漁業コンビナート”Островной”(アストロブノイ)の再建に関わった投資グループ “Курильский универсальный комплекс”(クリリスキー・ユニヴァサリヌイ・コンプレクス)の貢献が報告された。
また、やはり“アストロブノイ”の再建に関わっている、“Интеррыбфлот”(インテルルイブフロート)代表ミハイル・ザイツエフは、フィッシュミール・魚油工場と白身魚対象の加工場の建設、港湾インフラ整備等に加えて、コンブ生産のための施設整備にかかる計画を示した。
更に、地域ファンド“Родные острова”(ロドヌイ・アストロワ)理事ドミトリー・パショフは、今後の色丹島の水産加工業発展のため*投資クオータの活用を提案した。
(*報告担当者 原口聖二:投資クオータ)
今年2017年から申請受付が開始される2019年の漁獲割当の更新に向けた新たな仕組み。
TACの20%以内でロシア国内で漁船を建造する者(15%以内)と陸上水産加工場を建設する者(5%以内)に、一定の条件を満たすことで優先的に漁獲割当が配分されることになる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国東部沖合 イカ漁獲量大幅減

2017-06-12 16:38:20 | 日記

2017年06月12日
一般社団法人北洋開発協会(北海道機船漁業協同組合連合会内)原口聖二
[韓国東部沖合 イカ漁獲量大幅減]
慶尚北道鬱陵水協によると、2000年代の初めまで鬱陵島近海で漁獲、搬入されたイカは年間8,000トン-1万トンを超えていたが、2010年に2,897トンに減少、その後2015年まで2,000トンレベルを維持したものの、昨年2016年は770トン、今年2017年は5月末現在、136トンと更に激減した。
韓国一般紙(WEB)が伝えた。
まだイカの盛漁期(9月-12月)ではないが例年同期の20%-30%にとどまり、深刻な不漁となっている。
最近、鬱陵島で出漁するイカ漁の船はわずか10隻に過ぎない。
かつてイカが多く獲れる盛漁期には漁船200隻が漁場に出たが、数年前から半分以下に減少している。
東海岸全体のイカの漁獲量も2008年に9万1,416トン、2009年9万2,872トンだったが、2013年6万3,387トン、2014年5万9,734トン、2015年5万4,684トンと減少した。
昨年2016年は4万4,202トンで、前年より20%ほど減少、今年も漁獲予想は厳しいものとなっている。
東海のイカ漁獲量の減少は、温暖化に伴う漁場環境の変化と中国の無秩序な乱獲が最も大きな原因として指摘されている。 鬱陵島の北、北朝鮮水域に形成されたイカ漁場に中国漁船数千隻が陣取りイカを総獲りする。
鬱陵郡は、自治体の力だけで中国漁船の違法操業を防ぐことには限界があり、政府レベルでの対策を求めている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年06月06日のロシア太平洋サケマス操業分析

2017-06-10 20:43:57 | 日記
Аналитические материалы о вылове тихоокеанских лососей на 06.06.2017 г.
10.06.2017
По состоянию на 6 июня 2017 г. общий вылов тихоокеанских лососей составляет 3,0 тыс. т. Промысел ведется в Камчатском крае и в Сахалинской области (рис. 1, табл.).



Рис. 1. Районы промысла и вылов тихоокеанских лососей по состоянию на 6 июня 2017 г.
Таблица. Вылов тихоокеанских лососей в Камчатском крае по состоянию на 6 июня 2017 г., тонн



Традиционно в начале путины по объемам добычи тихоокеанских лососей лидирует Камчатский край. Основу вылова формирует нерка. Ее промысел ведется в Петропавловско-Командорской подзоне и сконцентрирован на РПУ, расположенных в Камчатском заливе. В текущем году в I пятидневке июня этого ценного лосося добыто в почти 4 раза больше, чем в 2016 г. В прошлом году близкий по уровню объем вылова был получен во II пятидневке июня (табл., рис. 2).



Рис. 2. Динамика вылова нерки в Петропавловско-Командорской подзоне в 2016 и 2017 гг.
Данные о вылове кеты и чавычи свидетельствуют о том, что их нерестовая миграция только начинается (табл.).
В Сахалинской области добыто 0,8 т симы. Ее вылов ведется в Восточно-Сахалинской подзоне (табл.).
Аналитические материалы подготовлены на основании данных, представленных Северо-Восточным и Сахалино-Курильским теруправлениями Росрыболовства.

「きせんれん」は生産者の立場から皆様に、安全でおいしい水産製品を ...関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月刊情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。本文のContentsと申し込みは次へコンタクトしてください。直近のロシア漁業情報を配信しています。
http://kisenren.com
hokkaido@kisenren.or.jp
011-231-9281

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オジョロスキーの”ギドロストロイ”社傘下工場で昆布製品の生産が始まる

2017-06-10 16:08:45 | 日記


2016年06月10日
サハリン発
[オジョロスキーの”ギドロストロイ”社傘下工場で昆布製品の生産が始まる]
サハリン州オジョロスキーの”ギドロストロイ”社傘下となる漁業コンビナート”キーロフ”において、冷凍細切、サラダ缶等の昆布製品の生産が始まっている。
同コンビナートの昆布原料はアニワ湾で、ダイバーにより採捕されており、一日平均20トンを処理していると、代表のミハイル・デグトヤレンコ(Михаил ДЕГТЯРЕНКО)は語った。
同コンビナートの缶詰工場は、サハリン州政府と”ギドロストロイ”社の官民共同プロジェクトの枠組みにおいて、2013年11月に開設された。
カラフトマスやサンマのオイル缶、トマトソース缶等が生産され、215g缶で1ライン、1シフトあたり4万缶の生産能力を備えている。
オジョロスキーには、ソビエト時代、この地域の社会経済そのものといえる漁業コルホーズ”キーロフ”があったが、1990年代にそれを維持することができず破綻した。
1997年から漁業コルホーズ”キーロフ”は管財人のもと、2007年までの10年間、負債返済のための資産売却に傾注してきた。
2008年には、債権者の債務決済案による求めを”ギドロストロイ”社が受け、コルホーズは同社の傘下に入り、漁業コンビナート”キーロフ”となった。
そして、2009年から漁業コンビナート”キーロフ”によって、この地域での水産物加工が再開された。
更に、2010年に、サハリン・クリール海域の水棲生物資源の生産量を拡大するための陸上加工施設整備にかかる、前述のプロジェクトが開始され、その枠組みで缶詰工場の開設にいたった経緯にある。
なお、このプロジェクトの予算額は10億ルーブルとされている。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水産グラフ2017年6月

2017-06-09 16:53:48 | 日記
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米が法案 北制裁へ漁業権不買 中国のスルメ多獲抑止か 日刊みなと新聞

2017-06-09 16:04:26 | 日記


2017年06月08日
日刊みなと新聞
[米が法案 北制裁へ漁業権不買 中国のスルメ多獲抑止か] 
米国連邦議会上院が、北朝鮮への経済制裁強化の一環として、同国からの漁業権を不買とする法改正を審議中だ。北洋開発協会(北海道機船連内)によると「北朝鮮から漁業権を買った企業に、米国企業どの取引禁止など罰則を与える内容。第三国の企業も対象となる」。中国漁船の北朝鮮水域でのスルメイカ多獲に、抑止力となる可能性がある。
(第三国企業も罰則対象)
北朝鮮の資金源を断つととなどを買的とした「対北朝鮮遮断・制裁近代化法案」が2017年5月4日に米国下院を通過、上院に諮られている。同法が可決・施行されれば、米国は北朝鮮から漁業権などを買っている人を指定し、米国での事業や米国企業・金融機関との取引を禁じることができる。
北朝鮮の漁業権販売先に中国漁船がある。「中国漁船らが昨年、北朝鮮に30億円以上の入漁料を与えたと聞く。北朝鮮排他的経済水域(EEZ)でスルメイカを多獲しているようだ」(全国いか釣り漁業協会川口恭一会長)。スルメイカの年間漁獲は「多い年で30万トン。昨年は16万トンほどとみられる」(商社筋)。「昨年の日本海では、日本の倍以上を揚げた可能性も」(川口会畏)。スルメイカの無秩序な多獲が続き、日本や韓国とも競争の様相を呈している。
日本周辺のスルメイカ漁は昨年、資源の激減から大不振にあえいだ。川口会長は「すり減った資源に、中国の多獲は脅威」と警戒する。ただ「北朝鮮EEZでの資源管理は同国政府の管轄。北朝鮮政府が公認している現状、中国のイカ漁を第三国が厳しく規制する枠組みはない」(水産庁国際課)。「本来は環日本海での資源管理体制が必要だが、北朝鮮や中国と足並みをそろえるのが難しい」(川口会長)。ただ米国の法改正が実現すれば「中国の多獲抑制、スルメィカ保全に期待がかかる」(川口会長)。ただ北朝鮮に入漁料を払っている中国企業が米国と取引しているかは不明。米国企業と取引がなければ、規制の実効性は期待できない。
また、「同法では、米国が北朝鮮の漁業権を買った人間を指定『しなければならない』のではなく指定『してもよい』扱い」(外務省担当者)。一部には「どの船、どの企業が北朝鮮にお金を払っているのか情報公開がない。米国が制裁を与えようにも、対象者を特定できるのか」との声もある。

(関連過去情報)

2017年05月04日 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[米国 北朝鮮制裁強化 漁業権販売遮断]
米連邦下院は2017年5月4日、北朝鮮への制裁を強化する法案を賛成多数で可決した。
米共和・民主両党が共同で提出したこの法案は、漁業権の販売や労働者の輸出といった北朝鮮の資金源を確実に遮断することに加え、北朝鮮への原油供給を禁止することなども定めており、その範囲あるいは厳しさいずれの面においても過去に例のないものとなっている。
具体的にはたとえば第3国の企業が北朝鮮の外貨獲得につながる取引を少しでも行った場合、その企業は米国との貿易や事業ができなくなり、米国の銀行との取引も禁止される。
また国連による対北朝鮮制裁決議を守らない国に対しては、その国の船舶が米国の領海に入れなくすることも法案には盛り込まれている。

2016年07月02日 韓国発 中央日報
[北朝鮮 中国漁船1500隻に操業権売り3000万ドル収入]
李チョル雨(イ・チョルウ)国会情報委員長と李炳浩(イ・ビョンホ)国家情報院長、セヌリ党の徐清源(ソ・チョンウォン)議員(左から)が1日、国会で開かれた情報委員会全体会議に出席している。
北朝鮮が中国に漁業操業権を売り、今年3000万ドル(約350億ウォン)の収入があったと、国家情報院が明らかにした。政府当局が北朝鮮の操業権販売と収入の規模を公式的に確認したのは今回が初めて。
李炳浩(イ・ビョンホ)国家情報院長は1日、国会情報委員会に出席し、「北がドル確保のために平年の3倍にのぼる約1500隻の船に操業権を売った」と報告したと、李チョル雨(イ・チョルウ)情報委員長(セヌリ党)が伝えた。国家情報院は「中国漁船の操業により漁獲量が減り、油かすを海に大量に捨てて環境汚染が深刻になっていて、北と韓国の漁民の共通の不満を招いている」と報告したという。
北朝鮮は毎年、東海岸のイカ漁場と西海(ソヘ、黄海)ペクリョン島・延坪島(ヨンピョンド)近隣漁場の漁業権を中国側に売り、2014年には北方限界線(NLL)南側の韓国の漁場の漁業権まで含めたという。
先月10日から1週間、漢江(ハンガン)河口で軍(海兵隊)と海洋警察で構成された韓国「民政警察」が違法操業をする中国漁船の取り締まりをした当時、中国漁船は北朝鮮側に逃げてはまた現れるという動きを繰り返した。当時、北朝鮮水域が中国漁船の避難場所になった理由は、北朝鮮が漁業権を売ったためという分析が出てきた。
北朝鮮が今年、操業権を例年より多く売ったのは、国連と国際社会の対北朝鮮制裁の影響だと、国家情報院は説明した。北朝鮮漁船が老朽しているうえ燃料が不足しているほか、操業をしても対北朝鮮制裁で海外輸出の道がふさがれたためだという。国家情報院は「北は耐乏と増産を強要し、石炭の輸出は約40%、武器の輸出は88%減少する傾向」と明らかにしたと、情報委員が伝えた。
先月22日の北朝鮮のムスダンミサイル(北朝鮮名・火星10)試験発射に関し、国家情報院は「高角発射(発射角度を高めて射程距離を減らす方式)で約400キロに到達し、飛行安全装置が付着するなど、技術的な進展があった」と報告した。これとともに「性能改善などの技術的な面と対米打撃能力を誇示するための政治的な目的を見ると、北は(ミサイル)発射を続けるとみられる」と予想した。
国家情報院は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の叔母・高英淑(コ・ヨンスク)氏の最近のインタビュー(ワシントンポスト)と関連する動向も報告した。米国に亡命した高氏はインタビューで、「金正恩は勉強しろと母から叱られると、口答えする代わりに断食のような方法で逆らったりした」と話した。国家情報院は「報道直後に金正恩が海外の大使に『こうした(インタビュー)資料が北朝鮮に入るのを必ず防ぐべき』と指示した」と報告した。
また国家情報院は「北が特権層向けの専用診療所であるボンファ病院を建て替え、ドイツ製の磁気共鳴画像装置(MRI)や米国製の放射能治療装置など西欧の先端装備を導入して入れ替えている」とし「一方、住民が利用する病院は医療品不足に苦しんでいる」という報告もした。
この日、李炳浩院長は「国家情報院は政治的に中立を守り、権力の乱用を絶対にしない」と述べた。野党議員は「来年の大統領選挙を控えて、指揮部の意志に関係なく中間幹部と4・5級実務職員が小グループを結成して介入する事態があるかもしれない」とし「政治介入問題が起きないようにしてほしい」と述べた。

2016年06月14日 ソウル聯合
[北朝鮮が中国に漁業権販売か 韓国 確認された事項ない]
韓国国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官は2016年6月13日の定例記者会見で、北朝鮮が中国に対し南北軍事境界線に近い黄海上の漢江河口の漁業権を売ったとの見方が出ていることについて、「可能性はあるがこれまでに確認された事項はない」と述べた。
韓国海軍と海兵隊、海洋警察、国連軍司令部軍事休戦委員会は10、11両日、漢江河口の中立水域で違法操業する中国漁船を取り締まる合同作戦を実施した。現場水域に残っている中国漁船約10隻は取り締まりを避け、現在、北朝鮮側の沿岸に停泊している。
しかし、北朝鮮が中国漁船を取り締まる動きは見られず、漢江河口の漁業権を中国に売ったのではないかという観測が出ている。北朝鮮は韓国と国連軍司令部による取り締まりについても特に反応を見せていない。
文報道官は北朝鮮が反応を示していない理由を尋ねる質問に、「北の反応がない理由について予断はできない」と答えた。
12日は実施しなかった合同作戦を再開するかどうかについては「気象と中国漁船の動向などを総合的に考慮し判断する計画だ」と伝えた。
韓国軍などは10日と11日に作戦を実施したが、12日は中国漁船が北朝鮮側に停泊していたため出動しなかった。
作戦を行う隊員らは1953年の朝鮮戦争休戦協定の合意書に基づき、北朝鮮の沿岸から100メートル以内に進入できない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サハリン国境警備局は沿岸のカニ密漁取締を強化する

2017-06-08 09:52:51 | 日記


2017年06月07日
サハリン発
[サハリン国境警備局は沿岸のカニ密漁取締を強化する]
ロシアFSBサハリン国境警備局は、今月2017年6月に入り、カニを密漁した2グループ摘発した。
同6月1日、コルサコフのネチャエフカ地区において、船外機付ボートでカニの密漁を行ているグループを現行犯で摘発した。
また、6月5日には、ポロナイスクで販売目的にカニを密漁、製品処理をしていたグループを摘発した。
サハリン国境警備局は沿岸でのカニ密漁取締を強化している。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WWFと太平洋サケマスEEZ操業

2017-06-05 17:16:43 | 日記
2017年06月05日
一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[WWFは太平洋サケマスのEEZの・・・・・・・・・を主張]
環境保護団体WWFロシア・カムチャツカ支所は、2018年から2019年にかけ、漁獲割当の設定更新を迎えるにあたり、太平洋サケマスの沖獲のための排他的経済水域の・・・・・・・・・を・・・・・・・・・することが必要だと主張している。
この更新されれる・・・・・・・・・は向う・・ケ年設定されることになる。
WWFは、禁止された流し網漁業に替わる漁法では、これらの・・・・・・・・・から設定される・・・・・・・・・・を利用することが出来ず、連邦漁業法に基づき、残った・・・・・・・・・が・・・・・・・・・・、新たな・・・・・・・・・・とし、・・・・・・・・・・が増えることで当局の管理が・・・・・・・・・なり、・・・・・・・・・・によって資源・・・・・・・・・になる旨の・・・・・・・・・仮説を展開している。
WWFは・・・・・・・・・のための・・・・・・・・・・場等を利用し、これらの主張を政府の方針に反映させるべく行動していくと加えた。

「きせんれん」は生産者の立場から皆様に、安全でおいしい水産製品を ...関係団体、関係機関等へロシア漁業の直近の情報を提供するとともに、ロシア水産ビジネスに関与する会員傘下船主や更には漁業種、業種を越えロシアビジネスに携わる関係者、関係団体の一層のネットワークづくりを推進することを目的とし、月刊情報「ロシア漁業ニュースヘッドライン」を発行しています。このブログではロシアIUU漁業関連情報を中心にサンプルとしてピックアップしています。本文のContentsと申し込みは次へコンタクトしてください。直近のロシア漁業情報を配信しています。
http://kisenren.com
hokkaido@kisenren.or.jp
011-231-9281


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシア企業は日本の養殖漁業に投資する準備を整える

2017-06-04 11:23:52 | 日記

2017年06月04日
モスクワ発
[ロシア企業は日本の養殖漁業に投資する準備を整える]
ロシア直接投資ファンド代表キリル・ドミトリエフは、2017年6月1日-同3日まで行われたサンクトペテルブルグ国際経済フォーラム(ПМЭФ-2017)において、ロシア企業が日本の養殖漁業事業に投資する準備を整えていると語った。
キリル・ドミトリエフは、日本との協力はロシアにとって重要だと指摘、日本との養殖漁業にかかる共同プロジェクトは製品の第3国への輸出も含め大変興味深いと語った。
また、ロシア直接投資ファンドが世界最大の日本の年金基金とのロシアへの共同投資も検討していると加えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラフトマス操業の規制を意思決定できなかったサハリン州遡河性魚種生産管理委員会

2017-06-02 15:07:00 | 日記

2017年06月02日
一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[カラフトマス操業の規制を意思決定できなかったサハリン州遡河性魚種生産管理委員会]
本日2017年6月2日、ユジノサハリンスクにおいてサハリン州遡河性魚種生産管理委員会が開催された。
この中で、資源再生産のため親魚確保等を目的に、今年2017年漁期のカラフトマス操業について、アニワ湾の全面禁漁、ソイモノワ岬とテルペニア岬を結ぶ、テルペニア湾北部沿岸の禁漁等の提案が行われたが、本日の会議で意思決定できず、結論は先延ばしとなった。
当該委員会が結論を先延ばしした理由について、ロシア漁業庁とサハリン海洋漁業研究所サフニロによる本件勧告手続きに不足な点があることが指摘されている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サハリン州知事 ロ日南クリール協力 もっとも関心ある分野は漁業と表明

2017-06-01 17:40:32 | 日記
2017年06月01日
モスクワ発
[サハリン州知事 ロ日南クリール協力 もっとも関心ある分野は漁業と表明]
2017年5月31日、ユジノサハリンスクにおいてロシアと日本の南クリールにおける共同経済活動に関する両国関係者の会合が行われ、サハリン州知事コジェミャコが、最も関心のある分野として漁業をあげた。
ロシア水産業界紙(WEB)が伝えた。
コジェミャコは、特に関心のあるプロジェクトとして、南クリール沿岸での養殖漁業、完全に利用されていない水棲生物資源の開発、水産加工場の建設等を指摘した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする