もと会社OB会の仲間と、「ミレー展」を鑑賞してきた。
「種をまく人」など、美術の授業で馴染みのミレーの作品を中心に、
バルビゾン村・フォンテーヌブローの森に集まった、コローやルソー、
モネなどの作品も展示されている。
いずれの作品も、大地と共に生きる人たちの逞しさや、
フォンテーヌブローの森の風景が、繊細で柔らかいタッチで描かれている。
特に農夫たちの働く姿や、木漏れ日の森の陰影は、
山里で暮らしていた頃の情景と重なる部分もあって、興味深かった。
美術館を後に、名作の余韻に浸る間もなく、
近くの食事処で一杯やりながら、お開きとなった。
(画像はいずれも、ボストン美術館ホームページより転載)