ここ数日は、わが家のエアコンがフル稼働している。
昼間家に居る時や、夜眠って居る時も、切ることが出来ない。
今日も最高気温が38.2℃を記録し、外を歩いていると、
肌がヒリヒリするほどだった。
街なかは、コンクリートの建物や路面の照り返し、車やビルの排気熱で、
体温を大幅に越える、危険な暑さになっていることだろう。
猛暑の原因を、太平洋高気圧に広く覆われているからだと、
気象予報士が解説している。
昨今の猛暑や、集中豪雨の多発などを見ていると、それだけでは片付けられない、
深刻な問題があるように思えてならない。
子供の頃の、暑い夏の記憶は残っているが、
これ程酷くはなかった。
団扇や打ち水、夕涼みで暑さはしのげたし、
狭い蚊帳の中でも、家族が重なって平気で寝ていた。
いわんや、命に関わるような暑さなど、想像すらしなかった。
口にしたくはないが、つい「暑い!」が出てしまう。