浦和対新潟プレビュー

明日から磐田とG大阪以外の全チームが、W杯中断明けの初戦を迎えます。浦和の明日の相手は新潟です。新潟のアウェーと言えば、2000年6月のJ2時代に、1-6の惨敗を見せられた記憶があります。しかし、去年に新潟がJ1昇格して以来、リーグ戦での対戦は4戦全勝と、相性は決して悪くない相手です。

その理由として考えられるのが、新潟はエジミウソンが中心となっているチームなので、エジミウソンさえ封じればある程度戦えるという計算が立つからだと思います。スピードのあるDFがいないチームでは苦しいですが、浦和には坪井がいます。エジミウソンが相手でも決して走り負けません。

ただ、私は今年の3月に鈴木監督が就任してからの新潟を見ましたが、仙台から移籍加入したシルビーニョというパスの出せるボランチが加わったことで、バランスの良いチームになっていました。布陣も昨年はどういうシステムで来るかわからないチームでしたが、今年は4-4-2で固定しています。シルビーニョ、ファビーニョ、エジミウソンという良い外国人のいる、新潟の攻撃力は強いでしょう。

しかし、新潟にはもちろん弱点もあります。それはDF陣にこれといった選手がいないことです。海本慶治は神戸時代に実績はありますが、名古屋では控えでした。中野も新人で、浦和の攻撃陣を抑えきれるかは未知数です。浦和が勝つなら大勝、新潟が勝つなら最少得点差とみました。