Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

女版巻誠一郎(北本綾子)

2006-07-26 16:00:25 | レディース
女子サッカーの観戦歴という意味では、まだ4試合(生観戦のみ)と初心者の私なので、なでしこジャパンの試合を見るときは、男子で言えば誰に似ているだろうという目で見ます。さすがにDFまではまだ特徴がわかるほど見ていませんが、攻撃の選手は得点パターンやボールの呼び込み方で誰に似ているかはだいたい想像できます。

例えば、なでしこジャパンの女子大生エースの永里は、スペースを見つけだす感覚にすぐれ、いつの間にかフリーになっていることから大黒が一番近いように思います。大谷は、体ごとゴールの中に突っ込んでいける強引さと、大舞台での強さから鈴木隆行でしょう。

荒川は生では見たことがないのでわかりませんが、大野は小柄ながら切れのあるドリブルを見せるので大久保、澤はフィジカルの強さで強引にドリブルで突っ掛けていけることから中田英寿が近いと思います。安藤は日本人には同タイプがいないこともあり、クリスティアーノ・ロナウドかな?(いくらファンでもちょっと言いすぎです。すいません。)

そういう目で、浦和レッズレディースの北本綾子選手を見ると、最初はどういうタイプだかわかりませんでした。サイドに開いてドリブルを見せることもあれば、ポストプレーを見せることもあります。ただ、決して高さが武器の選手ではなく、シュートは足が多いです。

そんな疑問を持ちながら、テレビで見た日テレ・ベレーザ戦に答えはありました。北本は、後半立ち上がりのCKのチャンスに、相手DFとの接触をまったく恐れずに、飛び込んでいき貴重な先制点を得ました。このゴールを見て、思いついた名前は巻誠一郎でした。北本には巻のように圧倒的な運動量はないですが、負傷を恐れずに突っ込んでいけるプレーは、巻に担架はいらないと言われるほど接触プレーの多い日本代表FWを連想させてくれました。

しかし、やはり女性だから、肉体的強さは男性にはかないません。北本が見せる思い切ったプレーは、常に負傷と隣り合わせです。事実、北本は負傷交代することもたまにあります。浦和レッズレディースが優勝を狙うなら、北本のバックアップを育てておくのが必須条件でしょう。
コメント
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