新潟戦で、浦和は狙いの見えないサッカーをして、攻撃パターンの再編成は不可欠という状況でした。ワシントンもポンテもいないから、どうしても前線でのキープ力は落ちます。そこで浦和がやってきたのは、小野や平川にドリブルを多く繰り出させる、個人技中心のサッカーでした。
個人技のある小野はともかく、本来なら平川はスペースに出されたボールへの反応の良さが売り物の右アウトサイドで、ドリブルは得意な方ではないという思い込みがありました。マルコン相手の1対1は何度も仕掛けていましたが、勝ったり負けたりでした。ただ、勝ったときはいいクロスが上がってきて、ゴール前に単独で切れ込む絶好機を迎えるほどでした。
ただ、残念だったのは山田暢久の退場です。1枚目のイエローカードは、どうやら主審に抗議したためだったようで、去年9月の鹿島戦で柏原主審に闘莉王が退場させられたことを思い出しました。カード乱発型の主審なのでしょうね。ここまでは、山田の頭にロングボールを送り込んでチャンスを作ろうとしていましたから、残り時間はどうするのかと思いました。
ここで個人技主体のサッカーにしていたことが生きました。数的不利になると、どうしても個人技が頼りになります。それまでと同じ事をやりつづければ良いということになり、浦和は暢久退場の混乱は生じませんでした。
個人的に良かったのは小野伸二です。個人技は「あるけど見せずパス主体のサッカーをする」選手だと思っていましたが、個人技でのドリブル突破や、CKのこぼれ球に詰めてクリアするなど、全身から躍動感が伝わってくるプレーを見せてくれました。
こんな試合は一度、記憶にあります。チッタ監督時代の2001年4月、横浜国際でのFマリノス戦です。当時退場になったのは井原で、チッタ監督は小野を右SBに置く奇策できました。トゥットが個人技でこじ開けた一点を守り切って勝利したのですが、この試合でも小野の気迫が伝わってきました。
個人技のある小野はともかく、本来なら平川はスペースに出されたボールへの反応の良さが売り物の右アウトサイドで、ドリブルは得意な方ではないという思い込みがありました。マルコン相手の1対1は何度も仕掛けていましたが、勝ったり負けたりでした。ただ、勝ったときはいいクロスが上がってきて、ゴール前に単独で切れ込む絶好機を迎えるほどでした。
ただ、残念だったのは山田暢久の退場です。1枚目のイエローカードは、どうやら主審に抗議したためだったようで、去年9月の鹿島戦で柏原主審に闘莉王が退場させられたことを思い出しました。カード乱発型の主審なのでしょうね。ここまでは、山田の頭にロングボールを送り込んでチャンスを作ろうとしていましたから、残り時間はどうするのかと思いました。
ここで個人技主体のサッカーにしていたことが生きました。数的不利になると、どうしても個人技が頼りになります。それまでと同じ事をやりつづければ良いということになり、浦和は暢久退場の混乱は生じませんでした。
個人的に良かったのは小野伸二です。個人技は「あるけど見せずパス主体のサッカーをする」選手だと思っていましたが、個人技でのドリブル突破や、CKのこぼれ球に詰めてクリアするなど、全身から躍動感が伝わってくるプレーを見せてくれました。
こんな試合は一度、記憶にあります。チッタ監督時代の2001年4月、横浜国際でのFマリノス戦です。当時退場になったのは井原で、チッタ監督は小野を右SBに置く奇策できました。トゥットが個人技でこじ開けた一点を守り切って勝利したのですが、この試合でも小野の気迫が伝わってきました。