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采配が難しい試合(11/22浦和対川崎再試合)

2024-11-24 22:06:13 | 浦和レッズ
金曜日の浦和レッズのホーム川崎戦再試合は、既に8月に行われた前半の1-0浦和リードから再開しました。もっとも、この再試合は両チームとも戦い方が難しいというのは試合に表れていました。理由は、スタメンがこの日に調子が良い悪いでなく、8月当時に出ていた選手で編成せざるを得なかったためです。もちろん、全員当時のスタメンというのは負傷などもあって無理だったので、浦和も川崎も1枚交代枠を使ったという扱いにして、浦和は大久保out松尾inというスタメンにしてきました。

そういう意味では、両チームともどこかに弱点を抱えているので、それを先に見抜いたチームが優位に立てる試合です。先に見抜いたのは川崎でした。浦和の右MF関根があまりコンディションが良くない様子だったので、左SBの三浦を何度も攻撃参加させると、比較的容易に関根を振り切れました。川崎は序盤からCKを何度も取り、CKのこぼれ球を三浦が拾って入れた浮き球を、小林悠が頭で合わせて「同点」ゴールを得ました。

このままでは逆転されて敗れてしまうと危機感が出た浦和は、試合序盤ではどこが攻撃で使えるかつかみかねている様子でした。しかし、試合が進んでくるとグスタフソンが4-3-3の相手MFの間にうまくポジションを取ってボールを引き出せるようになってきます。川崎サイドも采配の難しさは交代策に表れており、開始10分で大島を交代させたのは、本来はベンチに置いた河原をスタメンのボランチで起用したかった意図が表れていました。

浦和で良かったのは松尾でした。このスピード型アタッカーが左サイドで仕掛ける動きに、川崎サイドはCB2枚が佐々木旭、車屋と本来SBの選手という弱みを突ければと期待しました。実際、右サイドからのパスを中央で受けた松尾に決定的なシュートもありましたが、これは惜しくもポストを叩きノーゴールと、運も浦和には味方してくれませんでした。

浦和のスコルジャ監督も、関根の守備に関しては対策を講じており、右MFに運動量の多い渡邉凌磨を回して守備面で三浦対策を打ってきました。また、リンセンを下げてチアゴ・サンタナを投入して、ここぞの場面でのゴールを期待した采配も打ちます。この采配で多少ゲームが落ち着いた印象はありましたが、45分のゲームというのは予想以上に短く感じ、点を取るまでの時間がなかった印象はあります。

この試合は、浦和は8月の渡邉凌磨のゴール、川崎がこの日の小林悠のゴールで、1-1の引き分けに終わりました。1点貯金があったから勝って欲しかったという思いはもちろんありましたが、両チームともやりにくい試合だというのが強く感じられました。前回が雷雨中止だったので仕方なかったとはいえ、こういう試合はあまりあって欲しくないなという思いが正直なところです。






























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