浦和のCBにすっかり定着した、豪州代表DFトーマス・デン選手を取り上げます。デンはルーツはケニアですが、生まれ育った豪州の代表を選択し、U-23アジアカップでは豪州U-23代表のキャプテンでした。この大会で、豪州は東京五輪の出場権を獲得しており、日本で彼の代表姿を見ることも可能でしょう。
もっとも、デンにとってはこのU-23アジアカップの影響で、浦和のキャンプへの合流が遅れたデメリットもありました。当時、浦和は4-4-2の新戦術を浸透させるために苦心しており、キャンプで戦術を理解する機会を失ったデンは、ルヴァン杯仙台戦、湘南戦とベンチ外が続きました。少し時間はかかるかなと思っていた新外国人でした。
しかし、人の運命はわからないものです。その湘南戦の後、Jリーグは新型コロナウイルスの緊急事態宣言の影響で長期にわたって中断することになりました。浦和も、チームとしての活動を一旦休止して、キャンプで作った体は一回リセットに近い状況になりました。これはデンにとってはチャンスが広がる結果になりました。
浦和の4-4-2は、守るときに自陣に2ラインを引いてブロックを作るやり方なので、DFやボランチには早めの帰陣が求められます。このやり方は、スピードのあるデンには向いている戦術で、まだ足元のテクニックには荒削りなところもありますが、スペースを明け渡すような無残な失点はある程度避けられています。
それほど上背のある選手ではないので、攻撃力はどうかな?と思っていましたが、先日の神戸戦で見事な弾丸ライナーのロングシュートを放ってくれました。このゴールが勝利に結び付かなったので、その試合の直後には取り上げませんでしたが、「この外国人選手、なかなかやるな」と思わせてくれるゴールでした。もちろん、守備が重要なDFというポジションなので、相手FWに対して走り勝つことが彼に求められる役割です。
今後は豪州代表にも呼ばれる可能性もあります。線が細いタイプ故、どこまで代表との掛け持ちに肉体が耐えられるかは未知数なところもありますが、浦和の選手がW杯に出る可能性があるのは楽しみです。今後を楽しみに、見ていこうと思います。
もっとも、デンにとってはこのU-23アジアカップの影響で、浦和のキャンプへの合流が遅れたデメリットもありました。当時、浦和は4-4-2の新戦術を浸透させるために苦心しており、キャンプで戦術を理解する機会を失ったデンは、ルヴァン杯仙台戦、湘南戦とベンチ外が続きました。少し時間はかかるかなと思っていた新外国人でした。
しかし、人の運命はわからないものです。その湘南戦の後、Jリーグは新型コロナウイルスの緊急事態宣言の影響で長期にわたって中断することになりました。浦和も、チームとしての活動を一旦休止して、キャンプで作った体は一回リセットに近い状況になりました。これはデンにとってはチャンスが広がる結果になりました。
浦和の4-4-2は、守るときに自陣に2ラインを引いてブロックを作るやり方なので、DFやボランチには早めの帰陣が求められます。このやり方は、スピードのあるデンには向いている戦術で、まだ足元のテクニックには荒削りなところもありますが、スペースを明け渡すような無残な失点はある程度避けられています。
それほど上背のある選手ではないので、攻撃力はどうかな?と思っていましたが、先日の神戸戦で見事な弾丸ライナーのロングシュートを放ってくれました。このゴールが勝利に結び付かなったので、その試合の直後には取り上げませんでしたが、「この外国人選手、なかなかやるな」と思わせてくれるゴールでした。もちろん、守備が重要なDFというポジションなので、相手FWに対して走り勝つことが彼に求められる役割です。
今後は豪州代表にも呼ばれる可能性もあります。線が細いタイプ故、どこまで代表との掛け持ちに肉体が耐えられるかは未知数なところもありますが、浦和の選手がW杯に出る可能性があるのは楽しみです。今後を楽しみに、見ていこうと思います。