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アルドゥハイル対アル・アハリ

2021-02-08 12:28:29 | ワールドサッカー
クラブW杯準々決勝のもう一つのカード、アルドゥハイル(カタール)対アル・アハリ(エジプト)も見ていました。アルドゥハイルはオセアニア王者のオークランドが新型コロナの影響で出場辞退したので、この試合が初戦でした。アルドゥハイルといえば、昨年のJリーグ得点王のケニア代表FWオルンガが移籍したチームです。

オルンガはチームに合流して間もないですが、合流初戦のカップ戦でいきなりハットトリックの活躍で、この試合でもスタメンで起用してきました。アルドゥハイルには、アジアカップ決勝で日本を破ったカタール代表FW、アルマエズ·アリがいますが、彼をベンチに回してまでオルンガを起用してきました。

もっとも、この試合は両チームともになかなか1トップにボールを入れられない試合になりました。アルドゥハイルはサイドハーフのブラジル人、ドゥドゥとエジミウソンのところでボールをキープしてチャンスをうかがいましたが、オルンガはアル・アハリDFに挟まれてなかなかボールを受けられませんでした。やはり、オルンガといえど実戦2戦目では、コンビが合っていないのは仕方ないです。

アル・アハリも、トップ下のエル·シャハトはボールを持てても、1トップのブワルヤにボールを入れられない展開でした。そんな試合が動いたのは前半30分、消されていたアル・アハリのスピード型FWブワルヤが相手DFに仕掛けてボールを奪ったプレーからでした。やはり1トップが持てば何かが起こるもので、ブワルヤからパスを受けたエル·シャハトのミドルシュートが決まって、アル・アハリに先制点が入ります。

アル・アハリには惜しいチャンスもありました。長い距離のスルーパスに反応してDFラインの裏に抜け出したブワルヤが、GKの股を抜く見事なシュートを放ちますが、これはVARの結果オフサイドで取り消されます。アルドゥハイルは劣勢と見て、後半開始からオルンガを下げてガーナから帰化したカタール人のムンタリを1トップに入れ、アルマエズ·アリは右のMFに入れてきました。

ムンタリは何度かシュートチャンスもあり、本来のポジションでないアルマエズ·アリもサイドからクロスを上げて、シュート数ではアルドゥハイル15本、アル・アハリ7本と上回りますが、ゴールを挙げることはできず、試合は1-0でアル・アハリの勝利に終わりました。アル・アハリは準決勝で欧州王者バイエルンと対戦します。欧州を圧倒的な強さで制したバイエルン優位の試合ですが、アル・アハリに何ができるか楽しみに見たいと思います。
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