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リバプール対レスター

2022-02-13 20:43:08 | ワールドサッカー
本場英国で「レッズ」と言えばこのチームの、リバプールの対レスター戦のビデオを見ていました。リバプールのクロップ監督の4-3-3と、マンチェスターシティ(以下シティ)の4-3-3は似ているようでだいぶ違います。シティはストライカータイプを3枚置いて、その外側からMFが仕掛けて数的優位を作りますが、リバプールでは3枚のMFと3枚のFWが複雑にポジションチェンジしながら、どこかで抜け出すタイミングを計っています。

そのため、リバプールのFWにはある程度スピードが要るので、サラーのようなスピード型のFWが好まれる傾向があります。唯一ターゲットタイプのフィルミーノも、下がってMFのようにボールを落ち着かせるプレーもこなしており、MFとFWは入れ替わることも可能です。また、両SBのアレクサンダー=アーノルドとロバートソンのアシスト数の多さも、リバプールのサッカーの特徴です。

もっとも、この試合ではアフリカ選手権に1週間前まで出場していたセネガル代表マネがベンチ外、エジプト代表サラーはベンチスタートでした。レギュラーFWの中で二人いないという、リバプールにとっては痛い事態ですが、それも想定してコロンビア代表FWのルイス・ディアスをこの冬の移籍市場でFCポルトから獲得していました。

そのディアスは左FWでスタメンでした。タイプはリバプールの好みであるスピード型で、SBのロバートソンが持っているボールを引き出せる、DFライン裏への走り込みが良かった印象です。もっとも、マネとサラーの不在時はポルトガル代表のジョッタがエースストライカーで、今季ここまで10得点と結果も出しています。膠着状態の前半という印象でしたが、CKからDFファン・ダイクが頭で合わせたシュートのこぼれ球をジョッタが詰めて先制点を得ます。

レスターはいいところがなく、かつてプレミアリーグを優勝した際に武器にしていたセットプレーの強さも今ではなくなっていました。リバプールは圧倒的に押し込んでチャンスを得ますが、相手GKシュマイケルの好セーブもあって前半は1-0とリバプール1点リードで折り返します。膠着状態とみたクロップ監督は、フィルミーノを下げてベンチに置いていたサラーを後半15分に投入して勝負します。

そのサラーは相手バックパスのミスを拾って独走する決定機を迎えましたが、GKシュマイケルが倒れる方向と逆に出していた手でセーブしてノーゴールに終わります。それでも、この交代で中央のFWに回っていたジョッタが、エリオットのパスに走り込んで合わせ、GKの股の間を抜いて2点目を決めて試合を決定づけました。リバプールのアンフィールドも憧れの地で、1999年以来ご無沙汰ですが、行ってみたい地ですね。

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