今夜行われる、埼玉スタジアムのオーストラリア戦のプレビュー記事です。豪州はここまで、初戦のバーレーン戦でまさかの黒星を喫し、続くインドネシア戦で引き分けたことで、長年指揮を執っていたアーノルド監督が辞任し、元広島DFのポポビッチ氏が後任監督に就任しています。ポポビッチ氏の初戦はホームで中国相手に勝利し、多少ですが勢いをつけて埼スタに乗り込んできます。
豪州は布陣的には特別変わったことをしているチームではなく、4-2-3-1がベースです。今回の代表にはゲームメーカーのフルスティッチが復帰しています。トップ下でもボランチでも起用が可能な選手で、3年前の最終予選では彼の直接FKで失点しています。もっとも、彼の所属するイタリアのサレルニターナは2部で、欧州トップクラスの選手ではありません。
また、身長202cmのハリー・スーターがCBという、高さやパワーは持っているチームですが、これまでの豪州を見るとCBは比較的スピードのない選手が起用されることが多いです。上田が何回か、DFラインの裏へフリーランニングを狙えば、一回は決定機にできそうな相手でしょう。FWも、シビアなことを言えば「(J1町田でレギュラーでない)ミッチェル・デュークが代表なんでしょう?」というチームでもあります。
それでも、そのパワーを生かして1点を守りに来られたら、日本といえどもなかなか崩せない可能性も持っているチームです。3連勝している日本は、この試合は最悪引き分けても首位はキープできるので、引き分けが濃厚になったら無理をせずに勝ち点1を取りに行く戦い方も可能な試合でもあります。果たして、この試合でも、両アウトサイドに攻撃の選手を置く強気の3-6-1はやるかどうかは楽しみですが、菅原を入れて4バックに変更するオプションも考えられます。
この組は日本が勝ち点9でトップですが、2位争いは勝ち点4でサウジアラビア、豪州、バーレーンが並んでいる混戦です。早く予選突破が決まるに越したことはないですが、豪州に勝ち点3をやらないことも大切で、そういう状況に応じて戦い方を変えることも、日本代表には期待したいオプションです。
豪州は布陣的には特別変わったことをしているチームではなく、4-2-3-1がベースです。今回の代表にはゲームメーカーのフルスティッチが復帰しています。トップ下でもボランチでも起用が可能な選手で、3年前の最終予選では彼の直接FKで失点しています。もっとも、彼の所属するイタリアのサレルニターナは2部で、欧州トップクラスの選手ではありません。
また、身長202cmのハリー・スーターがCBという、高さやパワーは持っているチームですが、これまでの豪州を見るとCBは比較的スピードのない選手が起用されることが多いです。上田が何回か、DFラインの裏へフリーランニングを狙えば、一回は決定機にできそうな相手でしょう。FWも、シビアなことを言えば「(J1町田でレギュラーでない)ミッチェル・デュークが代表なんでしょう?」というチームでもあります。
それでも、そのパワーを生かして1点を守りに来られたら、日本といえどもなかなか崩せない可能性も持っているチームです。3連勝している日本は、この試合は最悪引き分けても首位はキープできるので、引き分けが濃厚になったら無理をせずに勝ち点1を取りに行く戦い方も可能な試合でもあります。果たして、この試合でも、両アウトサイドに攻撃の選手を置く強気の3-6-1はやるかどうかは楽しみですが、菅原を入れて4バックに変更するオプションも考えられます。
この組は日本が勝ち点9でトップですが、2位争いは勝ち点4でサウジアラビア、豪州、バーレーンが並んでいる混戦です。早く予選突破が決まるに越したことはないですが、豪州に勝ち点3をやらないことも大切で、そういう状況に応じて戦い方を変えることも、日本代表には期待したいオプションです。