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電車で尾鷲を過ぎて、
熊野に近づき、
九鬼という駅あたりで、
僕は涙目になる時があった。
たぶんに、九鬼あたりから、
僕が思うパワーゾーンに入っているのじゃないかと思う。
そして、熊野市駅に着くと、
本当に魂のふるさとに帰ってきたような、
静かな興奮があり、
駅前のこの文字が、目に収まるのが常。
今回は、熊野市駅に降り立ち、
陽に浴び、熊野におじぎをした。
この看板は、観光者への熊野アピールではあるけど、
僕にとっては、まったくの本当の言葉。
いつもそう思う。魂のふるさとなんて、
と茶化すことができないのが、
僕の熊野。
名古屋に帰ってきたのだけれど、
まだ心が熊野にあるばかり。
たくさん撮った携帯写真をスクロールしてばかりいる。
記念写真を撮っておいてよかった、
と思うのは、
こんな気分の時だけだろう。
思い出すなんてものじゃない。
記録写真を見て、
探っている。