僕の家は七階で、
自転車も七階の、
踊り場まで持ってきます。
朝、
自転車置き場で、
小さなバッタが足もとで、
睨んでいました。
たぶん、
昨日、
エレベーターに乗ってきて、
ここ七階まで来てしまったのでしょう。
それか誰か何かにくっついて、
ここまで来てしまったか。
下まで連れてゆきたかったけれど、
バッタのすばしこさを想像すると、
そんなことをやっている時間はありません。
帰ってみると、
まだ朝いた場所から、
少しだけ移動して、
まんじりとしてたのには、
驚きました。
誰かが、
どうかしてしまっていたと思ったから。
コンビニの袋で、
まず全体を押さえ、
つまんで、
階下まで持ってゆきました。
植え込みの中に置きましたけれど、
バッタは弱っていました。
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今朝は、遅刻する夢を、
続けて三度見ました。
そのたびに、
あー、夢で良かった、
と思いました。
タイマーで起きてから、
素早くご飯を食べて、
気がついたのですけれど、
地下鉄の駅までの、
時間を計算に入れていなくて、
お祈りなしで、
急いで出かけました。
あの不思議な、
三度続けての、
夢は、
こういうことだったのか、
と少しだけびっくりしました。
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天気が良いせいか、
湿度が下がったせいか、
今日はすこぶる元気です。
田園を自転車で走っていると、
遠く養老山脈は、
青い山脈というけれど、
本当に青く見えましたし、
雲がかかっていました。
朝は、
畑の人を見ました。
写真を撮りたかったけれど、
人だけは撮れない、
アップできないのが、
残念です。
オジはホースで水をまき、
ゴーヤを採ってきて見せ、
昆布のおにぎりをくれました。
それから唐辛子も。
「それはいらない」
と僕。
「何故!」
とオジ。
「辛いけん」
と僕は言います。
オジはゴーヤも、
僕にすすめます。
「それはいらない。調理でけんし」
と僕。
「栄養があるぞ!」
「にがいけん」
僕は食べ物で、
好き嫌いはないのですけれど、
ゴーヤだけは駄目です。
誰が何と言おうと。
誰も何も言わないけれど。
職員から、
栽狽オたキュウリを、
冷蔵庫で冷やしてあるから、
とのことで、
それも食べました。
おいしかった!
みんなありがとうございます!
秋です。
残暑です。
背筋を伸ばし、
青空です。
休憩所で、
ご飯を食べていたら、
ことわざ辞典を見て、
ご飯を食べている職人さんが、
ひとつ椅子をあけて、
左隣にいました。
彼は、うーん、
とかナントカ、
ひとりごちながら、
ことわざ辞典を読んでいました。
「面白いですか」
と話しかけようと思いましたけれど、
どんなことわざが好きなのか、
訊いてみたかったけれど、
話せば長くなりそうな予感がしたので、
話しかけるのは、
よしました。
それで、
昼寝を優先しました。
あー、よく寝た。
寝るは極楽、
起きるは地獄です。
写真は、
一昨日の大水で、
たいへんだったオジが、
久しぶりに携帯することにした、
ラジオです。
スマホも良いけれど、
ラジオ、良いでしょ?
聴くと、
もっと良いです。
とくにトランジスタラジオって、
本当に素敵です。