kotoba日記                     小久保圭介

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寒極まりて拍手喝采

2019年12月06日 | 生活
寒極まりて
拍手喝采

タンクの上で
仁王立ちになり
空を睨む男登場

夜に洗濯をしても
翌日の夕に取り込んだとて
まだ乾かぬ
最高気温が十度を下回ったままでは
洗濯物も生乾き

気候とは
こうして
いちいちの
暮しに
どれだけ
影響するか

それでも
民も動物も
植物も虫も
みな
苦心して
土にもぐり地熱でどうにか越冬し
民も言語で
「寒い寒い」
と口に出しては
「ほんと寒いわ」
と同意を得
どうにかこうにか
越冬してゆく

寒い日々
何もせず
何もできず
食べて
早い時間から布団にもぐり
地熱ならぬ湯たんぽで
夜を越えてゆくのだ
朝になっても
まだ布団から出たくない
というのは
動物の本能であり
正しい

ああ
冬眠したい








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