ガソリンは満タンに入れるのと、こまめに少しずつ入れるのと、どちらの方がコスパがいいのか。
一般的に、ガソリンを満タンにするとその重さの分だけ燃費は悪くなるといわれているが、実際にはさほど影響はない。
例えば、軽自動車の燃料タンクは約30リットル、満タンにした場合のガソリンの重さは約22キログラム、半分の給油で約11キログラムだ。
軽自動車の重量は600~1000キログラムのため、意外にもガソリンの重さが燃費へ与える影響は小さいことがわかる。
とはいえ、燃料価格の変動を考えると「こまめに給油した方が得なのでは」と感じるかもしれない。
しかし、数円の安さのために頻繁にガソリンスタンドへ行くことで使うガソリンと時間は、節約の点から見て本末転倒だ。
通勤途中にガソリンスタンドがあるならさほど手間ではないが、通勤路ではない安いガソリンスタンドを選んで行く場合は、満タンにして給油頻度を下げた方が節約になる。
また、給油ランプがつくと「早く給油しなくては」と慌ててしまう人もいるが、ランプが点灯してからも50キロ程度は走れるので、ガソリン切れを心配して何度も給油する必要はない。
ただ、注意点もある。
ガソリンは半年ほどで劣化しますので、給油は2~3ヶ月で使いきれる量を目安にすること。
ガソリンの劣化は、燃料フィルターや燃料ポンプの寿命を短くしてしまう恐れがある。
まとめると、日常的に車を使っているなら、車の利用頻度にもよるが、満タンを月1回程度の頻度で給油するのがベストといえる。
いくら安くても遠くのガソリンスタンドに頻繁に通っていてはまったく節約にならない。
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