東京都の小池知事は12月10日、都内のホテルで報道陣の取材に応じ、来年夏の都議選で、自身が設立した政治塾「希望の塾」から候補者を擁立する意向を明らかにした。
「形はどうあれ、意欲のある方を後押ししていきたい」と述べた。
関係者によると、都議会自民党幹部らの選挙区での擁立を目指す方向で検討する。
新党設立については明言しなかった。
都知事選で小池氏を支援した区議7人が12月6日、自民党東京都連から除名処分を受け、都議会でも本会議の代表質問などで知事と自民党との対立が深まっている。
小池氏は、新党設立につては「カードはたくさん持っていたい。 ただ、都議選まであまり時間がないので、逆算しながら考えていく」とし、情勢を見て判断する考えを示した。
その上で「改革を目指す方々は既存政党にもいるので、門戸はいつも開けておきたい」と強調した。
日本維新の会や減税日本との関係は「置かれている立場や役割は異なるが、三大都市共通の課題もある。 連携を深めることは意味がある」と語った。
これに先立ち、小池氏は希望の塾3回目の講義で「鳥や虫、魚の三つの目でそれぞれ抱いている政治への志を一つ一つ成し遂げよう」と呼び掛けた。
河村名古屋市長や上田埼玉県知事らも講師を務めだ。
同塾には、応募した約4800人のうち書類選考などを経た約2900人が参加。
追加募集で1300人を超える応募があり、うち約900人が今回から新たに塾生に加わった。
自民党東京都連から売られたケンカを買った。
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