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女子進学率 30%台10県

2022年02月14日 | 教育・人材育成

2021年春の女子の大学進学率(四年制)は、都道府県別で最も低い鹿児島が34・6%となるなど10県が30%台にとどまることが2月12日、分かった。

墓只が最高の74・1%で、2・14倍の開きがあった。

女子の進学率が男子を上回ったのは徳島と沖縄の2県のみで、地域と性別による二重の格差の存在が浮かんだ。

文部科学省が例年算出している方法を使い、最新の学校基本調査に基づいて共同通信が試算した。

差が生じる要因として、有識者からは、地域ごとの所得格差や大学の都市部偏在、地域や性別によって進学への価値観が異なることが指摘されている。

国や自治体、学校などが協力し複合的な課題を解決する姿勢が求められる。

全国の進学率は女子51・3%、男子57・4%。

ともに上昇傾向にある。

男子の都道府県格差は最大1・92倍だった。

女子の都道府県別では、大学が多数立地する東京と京都(66・8%)が突出。

50%超は12都府県で、主に都市部とその近郊だった。

下位には九州や東北、中国地方が目立った。

男子の進学率が50%を超えたのは24都道府県で、女子の2倍に上った。

都道府県内の男女格差は、山梨が男子が72・7%、女子54・5%で1・33倍と最も大きかった。

女子進学率最下位の鹿児島県教育委員会は男子も低いことを踏まえ「他県より普通科に通う高校生が少なく、専門高校に通う生徒が多い。 大学進学を目指して高校に進む割合が小さい」と説明。

男女差最大の山梨県教委は「分析していないので明確な理由は分からない。 公立高校だけを見れば大きな差はないのではないか」とした。

政府は2020年春、大学や短大、高専、専門学校で学ぶ低所得世帯の学生を対象に授業料を減免。

返済不要の奨学金を支給する修学支援制度を創設し、経済的格差の解消に取り組んでいる。

2020~2021年は新型コロナウイルスの影響で家計悪化や遠隔授業の導入が進み、例年と違う進学動向になった可能性がある。


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