三井住友海上火災保険は9月11日、東京都内の本社にある社員食堂で、福島県やその周辺で水揚げされた水産物を使ったメニューの提供を始めた。
東京電力福島第1原発の処理水海洋放出で需要減が懸念される中、消費を後押しする。
経済産業省や農林水産省などが立ち上げた復興支援の枠組み「魅力発見! 三陸常磐ものネットワーク」に賛同した取り組み。
9月14日まで計480食を提供する。
企画した営業推進部の森川夏光主任は「風評被害の払拭につなげたい」としている。
提供するメニューは1日ごとに変わり、9月11日は岩手県産サバを使ったかば焼き丼だった。
注文した60代の男性社員は「新鮮なサバの香りが感じられておいしい」と話した。
9月12日以降は三陸産イワシの天ぷらをのせたうどんや岩手県産マダラのフライ、福島県産アオサ揚げが入ったラーメンの提供を予定している。
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