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米 南シナ海関係国に艦艇派遣を伝達

2015年10月20日 | 国際問題・紛争

南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島で中国が「領海」と主張する人工島の12カイリ(約22キロ)内に近く米海軍の艦艇を派遣する方針を、オバマ米政権が東南アジアの関係国に外交ルートで伝達したことが10月18日、分かった。

複数の外交筋が明らかにした。

派遣方針は複数の米政府高官が公に示唆しているが、関係国に意向を伝えたことは、オバマ政権の強い決意を物語る。

人工島を中国の領土と認めない立場を行動で示し、実効支配の既成事実化を進める中国をけん制する狙い。

中国は「領海や領空の侵犯は絶対に許さない」としており、実際に派遣されれば、米中の緊張が高まるのは必至だ。

外交筋によると、10月に入り米政府は「航行の自由」確保のため、海軍艦艇を派遣する方針を決めたと関係各国に伝達、理解を求めた。

早期に派遣するとしているが、具体的な時期には言及していない。

関係国にはフィリピンなどが含まれるとみられる。

中国の習国家主席が9月の訪米時に、南沙諸島の「軍事化」の意向を否定したことから、米側が「中国の出方を見ている」との観測もあり、実際の派遣時期は流動的だ。

米政府筋は「国際法上、いつでも実行できる」と強調した。

国防総省高官によると、南シナ海で中国が実効支配する岩礁の12カイリ内で米軍が活動したのは2012年が最後。

オバマ政権は中国側の反発を懸念し艦艇派遣を回避してきたが、岩礁埋め立てや施設建設に歯止めがかからないため、強硬姿勢に転じることを迫られた。

軟弱オバマは、今回も口だけにならないようしてもらいたいものだ。


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