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運転免許証システム統一 全国での発行・更新が可能に

2020年10月14日 | 社会

政府が推し進める運転免許証のデジタル化に向けた工程表が明らかになった。

2022年から運転免許証の管理システムを順次全国一元化するほか、免許証とマイナンバーカードの一体化を進める。

複数の政府関係者によりますと、政府は47都道府県の警察当局が個別に運用している運転免許証の管理システムについて、「クラウドサービス」を遅くとも2022年までに導入し、順次運用することで全国で一元化する方針を固めた。

一元化によりコスト削減が見込めるほか、運転免許証の発行・更新を全国どこでも行えるようになるという。

「今は免許証も検討に入っている。 マイナンバーカードがあれば、役所にわざわざ行かなくても24時間365日(手続き)できるような、そうした方向にしたいというふうに思う。」(菅首相 9月14日)

また、これまで政府が検討してきたマイナンバーカードと運転免許証の一体化については、可能かどうか速やかに結論を出すとしている。

一体化が実現した場合には、マイナンバーカードのICチップを専用端末で読み取って運転資格を確認する方法などが想定されていて、運転免許センターでもマイナンバーカードの発行ができるよう調整が進められている。

河野行政改革担当大臣と平井デジタル改革担当大臣、小此木国家公安委員長が今週中に会談し、こうした方針を確認することにしている。


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