三菱商事が、農業支援システムを手掛けるベンチャー企業と子会社を通じて業務提携したことが7月1日、分かった。
農地をドローンで撮影して解析し、生育状況や作業の進捗状況を画像で確認できるようにする。
生産性向上や担い手不足の解消に役立てる。
2019年春のサービス提供開始を目指す。
提携したのは、三菱商事の子会社で産業用ドローンの開発や上空からのデータ解析などを手掛けるスカイマティクスと、農業の作業実績などを管理する農業支援システム「アグリノート」を運営するウォーターセル。
ドローンに搭載したカメラで農地を撮影して蓄積。
稲の葉の色などを解析して生育状況や害虫が発生した場所などを画像化し、パソコンやスマートフォンで見られるようにする。
農業従事者は、アグリノートに自分で入力した作業実績と照らし合わせながら画像を確認できるので効率的な農薬散布や収穫が可能となる。
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