2023年の婚姻数は初めて50万組を割り込み、47万4717組(前年比3万213組減)だった。
新型コロナウイルス禍で急減した2021年の50万1138組を下回り、戦後最少となった。
2022年は3年ぶりの増加で回復の兆しを見せたが、コロナ禍後の巻き返しは続かなかった。
晩婚化とともに、第1子を産む年齢が高くなる傾向も目立った。
日本は結婚せずに出産する人が少なく、婚姻数の増減が出生数に直結する。
婚姻数は1972年の109万9984組がピークだった。
1970年代後半から2010年まではおおむね70万組台を維持していたが、2018年に初めて60万組を割るなど減少基調が続く。
平均初婚年齢は30年前と比べて上がっている。
1993年は男性28・4歳、女性26・1歳だったのに対し、2023年は男性31・1歳、女性29・7歳に。
第1子を出産した際の女性の平均年齢も上がり、1993年は27・2歳だったのに対し、2023年は31・0歳で過去最高となった。
単均初婚年齢を都道府県別で見ると、E娶『は男女とも東京で、男性32・3歳、女性30・7歳。
最も低いのは、男性は島根と宮崎の30・0歳、女性は島根の28・9歳だた。
全婚姻数に対する再婚の割合は男性18・5%で前年比0・1%減、女性16・0%で前年と同じだった。
離婚数は18万3808組で、前年比4709組増。
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