中華に、町中華とガチ中華があるならば、蕎麦屋にも、そうした区分はあるだろう。しかも、蕎麦屋には駅蕎麦や路麺もあり、中華料理よりも、店舗カテゴリーの層は広い。
もし、そういう区分けが許されるなら、東所沢駅近くの「寿美吉」は、町蕎麦といえる。東所沢駅から徒歩10分。駅前の客を拾うお店ではないのは明らか。住宅地が商圏という奇跡の蕎麦屋だ。
会社の倉庫から徒歩15分。飲食店で、最も近い店が「寿美吉」なので、かなり重宝している。
「肉南蛮そば」(650円)。
丼なみなみに盛ってくれる、気っ風のいい蕎麦。蕎麦は薄いグレーで、蕎麦粉比率は恐らく高いとは言えず、つゆも薄味で、どこか頼りないが、ボクは結構好きだ。なんか、お袋が作ってくれた安心感のある蕎麦みたいで。これは、かなりの褒め言葉のつもり。お袋の蕎麦、一応、つゆは手作り。蕎麦は茹で麺。それをボクは一番多く食べたときで6玉食べてた。カレーもそうだけど、お袋の作ったものは特別なんだな。
「寿美吉」には、クルマに乗って食べに行く。「居酒屋さすらい」では、まずありえないし、他の「さすらい」シリーズにもない。唯一無二の店なのだ。
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