※お店の訪問は緊急事態宣言が発出される前です。
3ヶ月に1度の割合で、「東方餐廰」の前を通る。時刻は12時50分頃、いつも店内は混雑している様子。仕事を終えて再び店の前を通るのが13時45分過ぎ。運が良ければ入店できるが大抵は入れない。けれど、3月のある日、幸運の女神が微笑み、店に入ることができた。
14時近くになっても店は混雑している。厨房に沿ったカウンターに座り、ランチのメニューを眺めた。ランチは5つから選べる。金額は700円から。「上海焼きそば」に心は揺れたが、白米も食べたかったので、豚肉玉子炒めの定食を選んだ。
厨房の男性が逞しい。多分中国の人。一人中華鍋を振り下ろし、料理を作る。その目にも止まらぬ早業が素晴らしい。あっという間に料理が出てきた。
丼飯とコーンスープ、そして玉子炒めに、箸休めの小皿。ご飯がなんともボリューミー。こりゃサラリーマンに人気の訳だ。
「東方」とは日本を指しているのか。それともオーナーが上海出身とか。いや、もしかすると、由来は東方神起から来てたりして。だが、店内の客は全て男性のサラリーマンだ。
豚肉玉子炒め。店の黄色の看板と同じように、玉子の黄色が鮮烈だ。一口いただく。予想通り、うまい。豚肉のうまみが玉子に広がり、ジューシーだ。ご飯が進む、進む。コーンスープもさっぱりしておいしい。多分、この店は何を食べてもハズレはないだろうと思わせる。しかも、このランチがたったの700円。だって、浜松町駅前の貿易センタービルの地下に行けば、ランチは軒並み1,000円だ。都心で700円のランチは頑張っていると思う。
次回は「上海焼きそば」だな。
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