「UOKIN PICCOLO」で飲んだ記憶がない。
だが、わたしのズボンのポケットには、この店のレシートが入っていた。
そう、「立ち飲みの日」のはしご酒から5軒目。「大友」を出た後に、どうやら「UOKIN PICCOLO」に立ち寄ったらしい。
1日6軒。
これまでの1日3軒を2倍以上も更新するレコード。
そして、最後にやはり記憶をなくすというこの事態。
レシートによると食べたものは「パン」(250円)、「Food」(480円)、「Drink」(490円)となっている。
何を食べて飲んだのか、さっぱり分からない。
メニューを頼りに推測してみると。
パンを頼んでいることから、恐らく「Food」はパンに合うものであると考えられる。そうすると、値段と照合しながら推測してみると「パテ・ド・カンパーニュ&鶏レバーのテリーヌ二種盛」(480円)ではないだろうか。
パンとパテ、これが一番考えられる組み合わせだ。
だが、いかんせん熊猫は酔っ払っている。
もしかすると好物の「ピッコロ自家製ピクルス」(480円)をオーダーした可能性も否めない。
さて、飲み物はどうだろうか。
パンとパテを前提に推測してみるとワインではないかと思う。
熊猫は白ワインしか飲まないので「ラリナム」(490円)か。
それともシェリー酒の「ラヒターナ」(490円)か。
この2つに絞られる。
そう、この店はイタリアンの立ち飲みなのだ。
それも本格的なイタリアン。
前菜があり、メインディッシュがあり、パスタがあり。
料理によっては数千円するものもあるから、もはや立ち飲みの域を超えて、本格イタリアンといってもいいだろう。
さすが魚金グループである。
今や、烏森に留まらず、東京の3大繁華街に進出した魚金はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで拡大している。
「龍馬」が立ち飲みの歴史を変えたなら、「魚金」は立ち飲みを進化させたといっていいだろう。
しかし、この店はいつも大盛況である。
今度は記憶がある状態で、ゆっくりとイタリアンを堪能したい。
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