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立ち飲みラリー京浜東北線編は浦和でスタック。いつしか、さいたま市民のT根が加わることで、2人で浦和の立ち飲みをまわることになった。
「モルガン」。
「WA」。
「新井商店」。
「ひとりあじ」。
さすが浦和。立ち飲みの数も多い。
立ち飲みの情報は、T根から、もたらされることも少なくなかった。
この、「立ち呑み しゅらん」も、T根の情報である。
この店に行く前に、ひとつ確認しておかなければならないことがあった。
浦和駅近くの「ごちゃゴチ屋」という店が、立ち飲みか否かを。というのも、以前T根と一緒に立ち飲みを探して、この店の前を通ったとき、何人かの客が立って飲んでいるように見えた。引き返して店内を改めることもできず、そのままにしていたのだが、今回確認したところ、立ち飲みでないことが判明。駅の反対側に行き、「しゅらん」という店に向かった。
「しゅらん」は、浦和駅から、北に約10分程度歩いた場所にあった。
そこは若い二人が切り盛りしていた。
若いといっても、もう40くらいになるだろうか。けれど、少なくとも、ボクより若かった。
ボクよりも若い店主の店をたまに見かけるようになった。頑張ってほしいと思うが、若いだけに店は落ちついていないケースが多々あった。
残念ながら、「しゅらん」も、その例に漏れなかった。
ノリが軽かったし、その客あしらいも、疲れるものだった。意味のない無駄口というのは、言い過ぎか。けれど、少なくとも、粋な話しではなかった。
生ビール。サントリー「プレモル」。
あちゃー。
メニューは、バル風と雑多な立ち飲みのそれが無秩序に混在していた。
アヒージョというメニューもあれば、「おしんこ」というものもある。その混在は非難するものはないが、しっくりこない。その統一感のなさに、がっかりさせられる。
「鳥の唐揚げ」をもらった。
うまい。いい味だ。
値段も高くはないし、悪くはなかった。
ただ、容赦なくお店の人が話しかける。
店名の由来をきくと、「立ち呑み」と「しゅらん」をかけて、ミシュランを意識しているとのこと。
「酒乱じゃないんですよね」。
て聞くと、である。の一人は、「ギクッ」と言った。どうやら、そう言われることもあるらしかった。
メニューを探っていると、「カツレツキッカ」というものを見つけた。
言わずもがな。
ガンダムに出てくる3人のこどもである。
気になって、オーダーしようとしたが、時間がかかるというのでやめた。
けれど、ガンダム世代の人が、その感性を信じて、店に取り入れているのが面白かった。
この店、惜しい。長い目で、見守っていく必要がありそうだ。2014年10月のオープンというから、まだまだ。
結局、2杯で店を辞した。
次回は、「カツレツキッカ」を是非頂こうと思う。
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