青森の特産といえば真っ先に思い浮かぶのがりんご。多くの人が異論ないだろう。しかし、その次にほたてが続くときいてご存知ない方も少なくないはずだ。今でこそ、生産量は北海道に首位の座を譲ってしまったが、昭和50年までは青森が日本一だった。
さて、毎年お邪魔させていただいている、新青森駅の駅蕎麦、「ブナの森」。今年は〆に寄らせてもらった。
おや?
「ほたて十万石そば」がまだラインナップされている。これって、季節限定のコラボレーションメニューじゃなかったっけ?それともレギュラーに昇格したか。迷うことなく、このスペシャルメニューをチョイス。
創業明治36年のご当地老舗蒲鉾屋、カネセ高橋蒲鉾屋さんが製造したほたて蒲鉾。大きな蒲鉾にマヨネーズの層を作ってこしらえた新感覚のねりもの。これが、蕎麦にどど~んとONされた贅沢な蕎麦だ。
値段は高いが、このねりものが本当にうまい。今年もこの蕎麦に出会えたことに感謝。
なお、店内には「Soba or Udon」と書かれたボードが新たに設置されていた。外国からのお客さんも多いのだろう。事実、この日もアジア系のカップルが来店。けれど店員さんは至って日本語。でもね、優しい抑揚の津軽弁はお店のアイコン。その言葉が聞けるのも重要なポイントだと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます