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居酒屋さすらい 1894 - 庶民が飲むものはない - 「鳥貴族 新宿南口店」(新宿区新宿)

2022-04-10 16:12:32 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

何とも不思議な縁に導かれ、N屋さんと飲みに行くことになった。N屋さんにはかつて23年前に取材をさせていただき、その後懇意になった人なのだが、紆余曲折を経て起業し、今また接点が出来たのだ。もしかすると、お互いの仕事でも協力関係が出来るかもというお互いの利害関係もあり、一度お茶でもということになった。場所は新宿。時間は14時半。N屋さんがお酒を嗜む人なのかわからなかったので、幾つかのパターンを考えた。本当にお茶を飲むケース、お酒を飲むケース、そのいずれでもなく、新宿御苑で開花前の桜を見ながら、おしゃべりする。 

N屋さんと合流すると、話しは簡単だった。酒を飲もうということになり、その場所から近い「キリンシティ」に行くことに。しかし、その途中で、「鳥貴族」の看板に灯りがついていたので、そこに入ることになった。ちなみに、ここまではN屋さんがほぼ主導権を握っており、自分は「思い出横丁」を推したが、あえなく「鳥貴族」となった。雑居ビルの9階。多分、「居酒屋さすらい」史上、最上階かも。

約10年ぶりの「鳥貴族」の感想は、率直に申し上げると、ばっちいなと。10年前、この居酒屋チェーンのニューカマーはもっと輝いていたように思う。初めて「鳥貴族」に入ったのは有楽町のお店だったか。あの店、老若男女問わない客でごった返し、〆の「釜めし」をほとんどの人がオーダーしているのを見て、居酒屋チェーンも変わったなと思ったものだが、あれから10年、「鳥貴族」もくたびれてしまったか。

タッチパネルで飲み物を物色。N屋さんは生ビール(327円)にしたが、ビールがプレモルだったので自分は「メガ金麦」(327円)にした。人気ブログ「静岡ラーメン放浪記」の電気がまさんがこれをよくオーダーしているのを見て、うらやましいとつくづく思っていたからだ。

その後、N屋さんはガンガン立て続けに串焼きをオーダーした。自分は普段ちょこちょことしか頼まないから、その様子は見ていて気持ち良かった。N屋さんの飲みっぷりもたいしたもので、ビール中ジョッキは秒殺。すぐさま、次をオーダーしていた。

N屋さんの話しはいずれも貴重だった。自分の周囲には個人事業主の友人がいないので、分からないことがあっても誰にも相談できず、悶々とすることもあったが、N屋さんからは丁寧なアドバイスをいただいた。もっとも、N屋さんは法人化した会社の社長さんだから、スケール感が違うのだが。

「メガ金麦」を飲み終え、されどうするかと改めてメニューを見る。

うむむ、「ホッピー」がないのか。ならば「酎ハイ」を探すが、プレーンがない。そうか、「ホッピー」も「酎ハイ」も貴族が飲むものじゃないもんね。庶民が飲むものだから。納得。「金麦」は金がつくから貴族的にはOKか。

しかし庶民以下の自分にとっては、いよいよ飲むものがないぞと、更に目を皿のようにしてみるとレモンサワーが目についた。その「レモンサワー」は3種類。「濃いめ」、「優しい」、「こだわり酒場」。なんだか、よく分からないが、「こだわり酒場」をチョイスしたのだが、可もなく不可もなく。何が、こだわりなのかが分からない。これを飲み終えたら、結局「メガ金麦」に戻ってしまった。

飲むものがない。

それを察知してくれたのか、N屋さんが「河岸を変えましょう」と提案してくれた。

とりあえず、この場はこれにて終了。なお、ビジネスの場だったので、画像撮影はしませんでした。

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