小樽の兄貴、みーさんと「まるます家」で会った。不思議な縁で知り合ったみーさんと、こうして何年もお付き合いできることに、幸せを感じる。
そもそも、初めてみーさんとお会いしたときも、「まるます家」だったと思う。小樽と東京を結ぶ、不思議な縁である。
これまでも何度も、「まるます家」にみーさんと来たが、午後に訪れたのは初めて。ボクは仕事の都合で、待ち合わせを15時半にしてもらった。もしや、混んでいるかなと思って、店の前に着くと、順番待ちは2人だけ。よかった。空いていた。
しかし、ボクが並んだ後は、続々と人が並び始める。その度に、後ろの人に順番を譲る。「まだ、揃ってないんで」。みーさんが現れたとき、ほぼ同時に、人が並んだんだけど、それはセーフだと思った。野球でも、同時はセーフだから。でも、みーさんは、割り込んでしまったのではと少し気にしていたようだった。
10分くらい待ったら、席につくことが出来た。やっぱり、「ジャン酎」、「モヒート」でしょ。そして、「たぬき豆腐」でしょ。あれよあれよという間に、みーさんが注文してしまう。その後も、みーさんの勢いは止まらず、「メンチカツ」、「菜の花のおひたし」もいってしまった。ちなみに「メンチカツ」は、揚げるのに、20分かかるので、最初にオーダーするのがベスト。さすが、みーさんである。
みーさんとは、赤羽のいろんな店に行った。立ち飲みの「喜多屋」、おでんの「丸健水産」。でも、あの頃は、こんなに赤羽がブームではなかった。だから、そのために、常連さんが、割をくっていないか心配なのだが、今回みーさんの隣に、一人客の常連さんとおぼしき御仁がいらっしゃり、二人で安堵した。
かつて、みーさんが東京に来るときは、立石経由で訪れていた。「宇ち入り」が、みーさんの楽しみだったからだ。しかし、今は小田原経由になった。小田原の某酒場に通っている。いつか、その酒場で、一献やりたいものである。
大盛の「たぬき豆腐」に舌鼓を打っていると、「メンチカツ」がきた。この馬鹿でかい「メンチカツ」には、サルサソースがついている。これが抜群にうまいのだ。この異色の組み合わせも、「まるます家」の若女将が考案したのだろうか。
確か、「ジャン酎」を「モヒート」にするというアイデアも若女将考案だと、林家正蔵さんの「今夜も4時から酒」の中で語っていた。この伝統の中に、今風の融合が楽しめるのも、「まるます家」の楽しさである。
「ジャン酎」をついがばがばと飲んでしまう。あぁ、今日の自分は忙しかった。朝の6時に家を出て、草野球してから会社に行き、仕事を終えて、こうしてみーさんと一杯飲る。確か、心を亡くすと書いて、忙しいと教えてくれたのは、みーさんだったと思う。あれ以来、それを心がけているつもりだが、果たしてどうか。
初めて、「まるます家」の「煮込み」をいただいた。もう何回も来てるのに初めて。これが馬鹿うま。
初めて、みーさんと会ったのはもう9年も前のこと。自分はまだ30代だった。みーさんのお嬢様方は、もう就職されたという。
時は移ろい、そして我々は、「まるます家」にいる。この先も、また「まるます家」で、お互いの時間を共有できるのだろうか。「まるます家」は、いつも変わらず、我々を迎えてくれるだろう。
また、早朝から丁寧な書き込み、たいへんお疲れ様です。
約束の時間ギリギリの到着となってしまい、だいぶお待たせしてしまったのですね。失礼しました!
さて、ひょんなことから、巷で言う10連休も私にとってほとんど関係なくなってしまいました。
たっぷりとストレスを溜めて、また近いうちにまるます家のカウンターで発散しようと思います。
その際にも、ぜひ、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
PS:お土産のどら焼き、絶品でした!
こんにちは。
早速、コメントをいただき、ただただ感謝です。
ありがとうございます。
10連休が雲散霧消してしまったのでしょうか。いやはやお疲れ様です。
そのストレスを今度は、「宝泉湯」で癒やすというのはいかがでしょうか。あっ、露天に入ると、余計ストレスがたまる可能性も。
冗談はさておき、また近々お待ちしております。
さかのぼってみると、みーさんとわたしが出会ったのが、9年前でした。記事中には娘の出産時とありますが、気のせいでした。
お互い、健康に飲みたいものです。
札幌農学校ミルククッキーはいつ食べてもおいしいものです。家族みんなでいただきました。ありがとうございました。