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ついつい、大盛り頼んじゃうんだよね。
カツカレーにするくらいなら、断然大盛り。大盛り食べても345円だから。
20歳そこそこの大学生と違って、この43歳のおっさんがいい歳をして大盛りだなんて。
時々、カレーと一緒に「釜玉うどん」も頼んだりするから、たちが悪いかもね。
早稲田のカレーは甘い甘いカレー。そう、子どもの頃によく食べたカレー。
一見するとレトルトのようにも見える。けれど、注文すると、目の前でおばちゃんは大鍋の寸胴からカレーをすくってくれる。
多分、注ぎ足し、注ぎ足し。
けれど、レトルトかどうか、それは分からない。
でもね、「富士そば」のカレーとは違う。「富士そば」は完全にレトルトの味。
それに比べると、早稲田のカレーはカレー本来の味がする。
カレー本来の味って?
う~ん。ボクらが知っているカレーは、「バーモント」かな。
ヒデキがCMしていた「リンゴとはちみつトローリ溶けてる」。
あのバーモント。多分、あのルーが、ボクらの世代のカレー本来の基準なのかもね。
だからね。
この早稲田の学食のカレーを食べていると、幼少の頃の記憶をまざまざと蘇らせてくれる訳。
ボクがいつもカフェテリアを利用するのは14時頃。通学生の数も減って、だいぶ快適になる。
ボクはテレビの前に陣取って、カレーを食べる。
最高だよ。
幸せという実感はなかったけれど、今思えば幸せな日々を過ごした子どもの頃。遊び疲れて家路を辿ると、家々のあちこちから漂うカレーの香りは、ほとんどがバーモントだった。
そのバーモントが今も息づく。
2週間に一度、ボクはトコキャンでカレーを食べている。
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