今季から広島カープの指揮を執るマーティ・ブラウン監督の守備隊形に賛否が分かれている。
ブラウン監督は自身の経験則から一塁手、三塁手をそれぞれ一塁線、三塁線から1~2mほど2塁ベース方向に寄せて守らせる。それに従い遊撃手、二塁手も2塁キャンバスに寄る形だ(外野のシフトも同様に中堅寄り)。つまり、二遊間が狭くなり、三遊間と一二塁間もこころ持ち狭くなる。
ブラウン監督の中での統計上の考え方だから、本当のところは分からない。筆者も全てのカープの試合を見ているわけではないので、その守備陣系が巧を奏しているのか否かは不明だ。
負けがこんだ、4月の試合を見ている限りでは、一長一短があり、トータルでは同じではないか、と筆者は感じた。永川勝浩投手についた2つの黒星は、いずれも3塁線を破られる決勝タイムリーで敗れている。もし、3塁手新井貴浩が通常のシフトで守っていたら、その結果はどうなっていたか分からなかった。
当のブラウン監督は「シーズンを通してみれば分かること」と変則シフトに自信を持つ。
野球解説者の達川光男氏は自身でデータ取りしていることを踏まえ「総合的に見てシフトは当たっている」と解説する。また、同じく解説者の斉藤明夫氏も変則シフトに肯定的な意見を述べている。
しかし、一方ではこんな声もある。
元西武ライオンズ監督の伊原春樹氏は「ブラウン流の怪」と題して週刊ベースボール5月8日号(ベースボールマガジン社)にてこのように記した。
「外国人打者は概して、内角球を上体で打つ。対して日本人は腰を回転させて対応するので、右打者なら三塁線、左打者なら一塁線を襲う打球を飛ばす確率が高くなる。ブラウン監督が考えている守備隊形も、アメリカでなら通用したかもしれないが、日本では合わないと思う」。
絶対に勝ち越し点を与えたくない状況で2塁に走者を置いた場面でも頑なにブラウンシフトを敷く姿勢に伊原氏は首を傾げているのだ。
そうしたなか、このブラウンシフトがことごとく当たった試合があった。
交流戦の開幕カードとなったソフトバンクVS広島カープ3回戦で5回裏、ソフトバンクの本間満、7回裏、江川智晃が放った一打はカープの一塁手栗原健太の正面をつく鋭いライナー。もし、通常の守備隊形であったなら右前に運ばれており、共に先頭打者であったことを考慮すれば、後の試合展開に影響を及ぼしていたことだろう。
また、7回裏、2死2塁の場面でソフトバンク大村直之が放った打球はいい当たりではなかったものの2塁キャンバスの上を通過し、中堅に抜けようかという打球。やはり、変則シフトを敷いていた遊撃手、梵栄心が追いつき凡打とした。
抜けていれば、同点とされていた可能性が高く、終盤のキーポイントといえる局面だったといえよう。
ブラウン監督は打者毎にサインを送り、その都度守備隊形を変化させている。
こうした部分に着目して試合を見ても、また楽しい。そして、テレビ中継は、ブラウン流シフトについても、しっかりと解説し、放映することを心がけてもらいたい。
果たして、ブラウンシフトは正か否か。
データを用いたブラウンシフトの精緻な結果を見てみたいものである。
ちなみに写真は広島VS中日8回戦にて1塁キャンバスを後方に置く新シフトを試すブラウン監督。(嘘)
ブラウン監督は自身の経験則から一塁手、三塁手をそれぞれ一塁線、三塁線から1~2mほど2塁ベース方向に寄せて守らせる。それに従い遊撃手、二塁手も2塁キャンバスに寄る形だ(外野のシフトも同様に中堅寄り)。つまり、二遊間が狭くなり、三遊間と一二塁間もこころ持ち狭くなる。
ブラウン監督の中での統計上の考え方だから、本当のところは分からない。筆者も全てのカープの試合を見ているわけではないので、その守備陣系が巧を奏しているのか否かは不明だ。
負けがこんだ、4月の試合を見ている限りでは、一長一短があり、トータルでは同じではないか、と筆者は感じた。永川勝浩投手についた2つの黒星は、いずれも3塁線を破られる決勝タイムリーで敗れている。もし、3塁手新井貴浩が通常のシフトで守っていたら、その結果はどうなっていたか分からなかった。
当のブラウン監督は「シーズンを通してみれば分かること」と変則シフトに自信を持つ。
野球解説者の達川光男氏は自身でデータ取りしていることを踏まえ「総合的に見てシフトは当たっている」と解説する。また、同じく解説者の斉藤明夫氏も変則シフトに肯定的な意見を述べている。
しかし、一方ではこんな声もある。
元西武ライオンズ監督の伊原春樹氏は「ブラウン流の怪」と題して週刊ベースボール5月8日号(ベースボールマガジン社)にてこのように記した。
「外国人打者は概して、内角球を上体で打つ。対して日本人は腰を回転させて対応するので、右打者なら三塁線、左打者なら一塁線を襲う打球を飛ばす確率が高くなる。ブラウン監督が考えている守備隊形も、アメリカでなら通用したかもしれないが、日本では合わないと思う」。
絶対に勝ち越し点を与えたくない状況で2塁に走者を置いた場面でも頑なにブラウンシフトを敷く姿勢に伊原氏は首を傾げているのだ。
そうしたなか、このブラウンシフトがことごとく当たった試合があった。
交流戦の開幕カードとなったソフトバンクVS広島カープ3回戦で5回裏、ソフトバンクの本間満、7回裏、江川智晃が放った一打はカープの一塁手栗原健太の正面をつく鋭いライナー。もし、通常の守備隊形であったなら右前に運ばれており、共に先頭打者であったことを考慮すれば、後の試合展開に影響を及ぼしていたことだろう。
また、7回裏、2死2塁の場面でソフトバンク大村直之が放った打球はいい当たりではなかったものの2塁キャンバスの上を通過し、中堅に抜けようかという打球。やはり、変則シフトを敷いていた遊撃手、梵栄心が追いつき凡打とした。
抜けていれば、同点とされていた可能性が高く、終盤のキーポイントといえる局面だったといえよう。
ブラウン監督は打者毎にサインを送り、その都度守備隊形を変化させている。
こうした部分に着目して試合を見ても、また楽しい。そして、テレビ中継は、ブラウン流シフトについても、しっかりと解説し、放映することを心がけてもらいたい。
果たして、ブラウンシフトは正か否か。
データを用いたブラウンシフトの精緻な結果を見てみたいものである。
ちなみに写真は広島VS中日8回戦にて1塁キャンバスを後方に置く新シフトを試すブラウン監督。(嘘)
そりゃいい。
内野ゴロもヒットになる確率が上がるね。
あ、でもバッターもたくさん走らないとだめか。
ダメじゃん。
この豪快な投げは、広島の子供たちに夢を与えたのではないでしょうか。
1塁ベースがあんな仕掛けになっていることで夢を奪われた子供たちは、これでチャラ。
プロ野球の危機と叫ばれながら、少しずつ野球も工夫を凝らしてがんばっているようですが、野球中継は全然変わらないですね。
いや、頑張っているのでしょうが、小手先だけの企画で、観ているほうはちっとも面白くない。
そりゃ、ダメだって。
そもそも、観ている側に適切な情報を伝えていない気がするのはわたしだけ?
余計なおしゃべりをしていないで、今グラウンドで起きていることを簡潔に分かりやすく伝えてほしいものです。
渋谷の立ち飲み屋ってどこだ?
渋谷は当ブログ初見参です。
楽しみ。。。