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居酒屋さすらい 1794 - アメ横プライスではない - 「クシヤキ酒場ヤリキ 上野総本店」(台東区上野)

2021-07-04 20:56:19 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

※緊急事態宣言、まん延防止等重点措置発出前に訪問。

上野アメ横の串焼き屋さん「ヤリキ」。かつて所属していた会社の仲間が、この店を絶賛していて、行くことになった。「たきおか3号店」のある筋の、やや南側。ただ店構えは店頭にビニールを貼っており、品がない。いいお店って、やはりその店構えからして格調があるものだ。あまり、この店は期待できないなと思った。

「ヤリキ」というお店は秋葉原の中御徒町の中間、昭和通り沿いにも店舗を持っていた。「ヤリキ」のキのロゴが串の文字のようにデザインされ、センスはありそうだなと思ったが、この店も店構えが悪かった。豚の被りものが店頭に置いてあって、なんだか気味が悪い雰囲気だった。そもそも立地が良くなかったが、一年ももたずに閉店した。そんなイメージがあったから、その総本店とやらも期待できないなと思った。

お店は若い人らで、混雑していた。A藤君によると、混んでいて入れないことも珍しくないという。けれど、この日は運良く一つだけ、テーブルが空いていて我々は腰掛けることができた。

まずはお互い「酎ハイ」からスタート。一杯420円は決して安くはない。少なくとも、アメ横プライスではないと思った。

これで、まず出鼻を挫かれた。飲み物の値段設定はお店のフィロソフィーを物語る。すなわち、経営者がどういう姿勢で臨んでいるかが分かるのだ。ちなみに、後々オーダーする「白ホッピー」は420円。「金宮中身」に至っては300円という設定だ。これもアメ横プライスではない。

一方、肝心のホルモンだが、これも特筆するものでもなかった。人気ナンバーワンという「あぶりタン刺し」は低温調理の半生タイプ。これを胡麻油でいただくのだが、言うほど大したことない。

お値段480円。いやはや、田町の「宗屋」の方が、素材はいいし、だいいち値段もその約半値。

他方、串焼きもなんかパッとしなかった。

串焼きは110円から。価格はそこそこではある。でも。

多分、素材そのものに問題があるのかなと思ったりする。「鳥勝」や「宗屋」と比べたら酷か。ならば、せめて値段を下げるべきと思いながら、お店を見ると、なるほど人件費かと納得した。

ちなみに、アメ横にはもう一軒、「ヤリキ」がある。多店舗展開指向は悪くないが、なんか節操ないように自分は感じる。

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