年末も押し迫り、とうとう挨拶回りの日々となった。芝浦の某社が27日の午前中を指定してきて、ちょっとがっかり。いやもし夕方ならば、2021年の居酒屋納めは、「宗屋」に行けたのだが。
だが、まだ一縷の望みはある。もう一社近所に挨拶回りをしなければならない会社があるのだ。もし、そこが夕方を指定したら、それに従わなければならない。しかし、打診すると、いつでもいいとのこと。ちょっとがっかり。いや、なら無理くり夕方にねじ込んでもいいけど、実はこの日最後に入稿しなければならない仕事があるのだ。なくなく朝9:30に約束をした。これで「宗屋」の望みはなくなった。だが、芝の会社の役員さんが、「ちょっと飲みましょう」とお誘い。
悩んだ。思いっきり悩んだ。いや飲むに行くことを悩んだ訳ではない。どこで飲むかを悩んだのだ。一度、家に帰ってまた田町に行くのは時間もコストもかなりの負担で。いや、最後に好きな居酒屋行くのならそれもいいじゃないかという気持ちもあったけど、往復1時間半、運賃740円は気が重い。悩んだ挙句、場所を新橋に設定した。あんま変わんないというご意見もあるかもしれないが、これが自分の精一杯だった。
しかし、実に久しぶりの新橋。ほぼ半年ぶり。行く先は「まこちゃん」に決めていた。Oさんは執行役員だが、ざっかけない店で飲むのが一番喜んでくれる。
まずは「まこちゃん」の本館へ。ところが、予想通り大盛況。ならばと裏手に回ってみた。かつてはこの界隈に「まこちゃん」はたくさん店舗があったと記憶していたが、なんかお店が減ったみたい。仕方なく裏手に回ると、「新館」があった。かつて自分が通っていたまこちゃんは「烏森口店」。それももう10年も前だ。「新館」には来たことがあったかなと過去ブログを遡ったが、どうも初めてらしい。
店内ぬ入るとすぐさま席に通された。その1分後、2人組のリーマンが来たが断られている。どうやら間一髪で席を確保できたみたいだ。
お店は狭いが、もう激混み。最近、都内の酒場が混雑しているのは、どうもオミクロンの駆け込み需要ともいわれている。
さて、まずは「生ビール」で乾杯。
あれ? これ「プレミアムモルツ」じゃないな。また変えたのか。
自分が「まこちゃん」を見切ったのは、10年前、突如生ビールが「一番搾り」から「プレモル」に変わってしまったから。やはり、不調になったから銘柄を戻したか。事実、お店は縮小傾向だし。
「もつ煮込み」をオーダーし、焼き物をどかんとオーダー。焼き物はもちろんタレで。お店はオーダー係、焼き台それぞれ女性のツーオペ。
そして、出てきた焼き物、久々のボリューム感に思わず感嘆。一口食べたらその旨さにまたも驚き。やっぱ、「まこちゃん」はタレでしょうということでOさんと意気投合。
Oさんと飲むのはいつ以来だろうか。そんな話題になった。思い出そうとしてもお互い思い出せない。
いつだったっけ? そんな会話が続いた時、ふとOさんが思い出した。2年2ヶ月前の「宗屋」! え?コロナ禍は一度も飲まなかったんでしたっけ?
いや、実はその後またもや思い出した。1年10ヶ月前の仙台が最後だったなと。あの頃、Aおい損保の集まりが中止になり、その後続々と様々なイベントが延期になったのだった。
何か全てが懐かしい。
ホッピーとなんだか分からないものをオーダー。
2020年2月以来の飲み会。そして2021年の最後、辛うじて飲み会は繋がった。
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