墓参りが終わった後の精進落とし。
回らない回転系鮨、「魚べい」に行く。
この店舗に通いはじめてから、もう1年半くらい過ぎただろうか。はじめて来た時は、開店直後の11時過ぎはお客さんが皆無で、広い店舗に一組しか先客はいなかった。その代わり、会計する12時半頃は入口にお客さんがごった返していた。それが、来る度にその様相が変わっていった。開店直後は皆無だったお客が少しずつ増え始め、お昼頃にごった返していた席待ちの人々は減っていった。ようするに、時間帯による入りのムラが平準化されたのである。ただ、今まで余裕だった開店直後の時間帯も怪しくなってきた。今回も11:15分にお店に入ったが、テーブル席は辛うじて2つ空いている程度だったのだ。
「食べログ」の点数は3.06と凡庸だが、繁盛店であることは間違いない。自分は日曜、祝日しか来たことがないから平日の状況は知らないが、休日の昼時は激混みである。今回なんとか、席を確保できたが、次回はもう分からない。それほど、客入りの平準化は進んでいる。
さて、席に座り、タチパネで生酒とえんがわをカートに入れた。かみさんは「一番搾り」とえんがわ、娘は赤身系をどっさりと注文した(息子は不参加)。
お店はカウンターとボックス席に分かれていて、我々はいつも後者をチョイスする。ボックス席も12卓ほどあるから、かなりの大型店舗だ。ボックス席の風景しか見たことがないから、それが全てお店の傾向とはいえないが、ボックス席には家族連れが多い。しかも3世代のファミリー層。息子夫婦の家族に、大概おじいちゃんがついている。おばあちゃんではないのだ。そして、そのおじいちゃんがよく食べて、よく飲む。だから、長生きするのだろうといつも思う。人間、食べられなくなったり、飲めなくなったらおしまいだ。
オーダーは全てデジタルネイティブの娘に任せるだけ。
まぐろとえんがわを交互に頼み、酒を煽る。もう、それだけでいい。
絶品の鮨時間。
おはようございます。
「魚べい」、名古屋にもあるんですね。
回転鮨もだいぶ多様化してきました。ファミレス化していると思います。
棺に鉄火巻き!
それほどお好きなのですね。
自分も好きですが、それほどではありません。
鮨の〆は大体、巻物です。
逝去されたアラン・ドロンさんが愛犬とともに弔う遺言が物議をかもしてます。鉄火巻きなら、OKですね。ただ敷き詰めるには相当な量が必要ですね。
かみさんは、棺に「キャンディ・キャンディ」のファイナルストーリーを入れてほしいと言っています。自分にはそういう思い入れのものがないのですが、参列者には笑ってもらっておくってもらいたいです。鉄火巻きは笑ってもらえそうで、いいですねー。
自分が死んだあとには菊の花の代わりに鉄火巻きを棺桶に敷き詰めてほしいほどの鉄火巻ラヴァ―なので、たまに酒を飲みながら鉄火巻のみ10皿程度食って帰って来ることもあります。鉄火巻きが200~250円の店は自分的に優良店です。
大衆系回転寿司では、大阪では大起水産がお気に入りなのです。鉄火巻きはもちろん、焼きアナゴが高くなくて非常にお気に入りなんですよね。