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蕎麦屋さすらい164 - 『狭山のさといもコロッケ』 - 「そばいち ペリエ海浜幕張」(千葉市美浜区ひび野)

2024-09-06 22:16:05 | 蕎麦屋さすらい

取材を終えて、海浜幕張駅へ。

例年ならば、ここでゲームセット。その後は船橋でバシ飲みするのが慣例だが、今年は違った。これから品川プリンスに行かねばならないのだ。だから、駅前のアウトレットも素通り。ただ、駅前広場に停まっているキッチンカーを冷やかしていたら、なんだか小腹が空いてきた。キッチンカーの料理はちと重い。こういう時は駅そばを食べるに限る。

海浜幕張駅の「そばいち」。

JR系の店。

「きらく」との違いは分からないが、一説には「そばいち」にはうどんメニューがないとのこと。

自分的には、「そばいち」を反対から読んだら、「ちいばそ」になり、実は千葉県のみ展開すると思っていた。実際、千葉駅にもあるし。でも冷静に考えたら、神田にあるし、確か新宿や大崎にもあった。千葉ブランドではない。

話しは脱線するが、こないだ京成勝田台に行ったら「都そば」がなくなっていた。かなりショックス。千葉の駅そばの灯りを消してはいけない。

さて、その海浜幕張の「そばいち」はやたらと空いていた。自分含めて、お客は3人。駅前の広場を見渡せる席に着いて、「狭山のさといもコロッケそば」(600円)が出来上がるのを待った。

何故、千葉で狭山? まぁ細かいことはいいじゃない。後で調べたら、これ「そばいち」だけの限定メニューらしい。「いろり庵」にはないっぽい。

コロッケは今、ブームなのかしら。ちょっと前に、三島で「三島のコロッケ」がオンされたそばをいただいたし、今度は狭山の「さといもコロッケ」。狭山はお茶だけじゃなねーぞと、どうにも「さといもコロッケ」で町おこしをしているようだ。

で、そのコロッケだが、里芋のねっとり感があってうまい。馬鈴薯とは違う味わいがある。そのコロッケの衣と餡が、ちょっと黒いそばつゆに溶けて、東海林さだおさん風にいえば、「もろもろ」になる訳だ。

やっは。うめーな、コロッケそば。かき揚げもいいけど、種物なら、コロッケも外せないよ。

思わず、つゆも飲み干して、品川に向かおうか。

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