Mと先輩から「村民食堂」と聞いたとき、「食堂って、しかし」と正直思った。しかし、Mと先輩は「人気の」という言葉を付け加えるのを忘れなかったため、わたしの「村民食堂」という店のイメージは大きく膨らんでいた。
「いったいどんな食堂なんだろう」と。
件の食堂に入ってみて、驚いた。
これは食堂なんてものではない。広い空間に絨毯が敷き詰められ、テーブル席がゆったりとしたスペースで並んでいる。すでに、店は満員だ。
レストランといってもかなり高級な部類に入るであろう。
しかし、一体誰が「村民食堂」と聞いて、この豪壮なかつ瀟洒なお店を連想するであろうか。
1階はテーブル席だが、2階はお座敷になっている。
その座敷に上がって、また驚いた。相当に広いのである。微かに畳のイグサの匂いがする。いい雰囲気である。
生ビールは「よなよなエール」の樽生である。
地ビールを出す店があると嬉しくなる。ナショナルブランドだけがビールではないのだ。地ビールを提供する店を見ると、地域から発信する意欲を感じるのである。
メニューを見ると、全て地元の食材で使った創作料理が主であった。地産地消なのである。
例えば、「信州サーモンの二色丼(漬け&炙り)(1,500円)「信州駒ヶ根名物ソースかつ丼」(1,800円)、「塩豆腐と新鮮トマトの和風カプレーゼ」(850円)などなど。
基本的に魚は鮭のみ。たまに長野や山梨の海のない県の旅館に泊まると海の幸が出てきて興ざめすることがまれにあるが、ここはそういう不自然さはない。
料理はコース料理で運ばれてきた。
前出の「塩豆腐」、「クレソンと鴨団子の滋味スープ」といった普段食べなれないものが続々出てくる。
しかし、「カプレーゼ」って何だ?「滋味スープ」って?
普段、立ち飲みの世界しか知らないおっさんにとって、耳も舌も初めて触れるものばかりだ。
〆は蕎麦。
長野といえば、もう蕎麦しかない。
「ざる」である。
蕎麦の色が艶々して見事。そして、腰のある打ち方よ!と、まぁ、しっかり蕎麦を噛んで食べる。オレ、江戸っ子じゃないから。
豪壮すぎて、落ち着かないといえば、実は落ち着かない。
だが、食堂と考えれば、タチノミストであるわたしでも不釣合いじゃないのかなと思う。恐らく、日本広しといえど、「村民食堂」は日本で一番の豪華食堂であろう。
「いったいどんな食堂なんだろう」と。
件の食堂に入ってみて、驚いた。
これは食堂なんてものではない。広い空間に絨毯が敷き詰められ、テーブル席がゆったりとしたスペースで並んでいる。すでに、店は満員だ。
レストランといってもかなり高級な部類に入るであろう。
しかし、一体誰が「村民食堂」と聞いて、この豪壮なかつ瀟洒なお店を連想するであろうか。
1階はテーブル席だが、2階はお座敷になっている。
その座敷に上がって、また驚いた。相当に広いのである。微かに畳のイグサの匂いがする。いい雰囲気である。
生ビールは「よなよなエール」の樽生である。
地ビールを出す店があると嬉しくなる。ナショナルブランドだけがビールではないのだ。地ビールを提供する店を見ると、地域から発信する意欲を感じるのである。
メニューを見ると、全て地元の食材で使った創作料理が主であった。地産地消なのである。
例えば、「信州サーモンの二色丼(漬け&炙り)(1,500円)「信州駒ヶ根名物ソースかつ丼」(1,800円)、「塩豆腐と新鮮トマトの和風カプレーゼ」(850円)などなど。
基本的に魚は鮭のみ。たまに長野や山梨の海のない県の旅館に泊まると海の幸が出てきて興ざめすることがまれにあるが、ここはそういう不自然さはない。
料理はコース料理で運ばれてきた。
前出の「塩豆腐」、「クレソンと鴨団子の滋味スープ」といった普段食べなれないものが続々出てくる。
しかし、「カプレーゼ」って何だ?「滋味スープ」って?
普段、立ち飲みの世界しか知らないおっさんにとって、耳も舌も初めて触れるものばかりだ。
〆は蕎麦。
長野といえば、もう蕎麦しかない。
「ざる」である。
蕎麦の色が艶々して見事。そして、腰のある打ち方よ!と、まぁ、しっかり蕎麦を噛んで食べる。オレ、江戸っ子じゃないから。
豪壮すぎて、落ち着かないといえば、実は落ち着かない。
だが、食堂と考えれば、タチノミストであるわたしでも不釣合いじゃないのかなと思う。恐らく、日本広しといえど、「村民食堂」は日本で一番の豪華食堂であろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます