「FIDDLER」のマスターは気持ちがいい。
毎朝、ボクの通勤と「FIDDLER」のマスターが店に着く時間がだいたい同じなのだが、シャッターを開け、マスターが店の前を掃除する姿をほぼ毎朝見かける。実に気持ちがいい。
「FIDDLER」には何回か行ったことがあるが、今回、コーヒーとランチを食べるのは初めてだった。
ボクのランチはいつも遅い。
13時半に店に行く。その頃合いがちょうどいい。
「FIDDLER」は、そんなに店舗が広くないので、気を使うのだが、13時40分くらいでも客はひっきりなしだ。その常連らの目当てがランチプレート。
多くの客が「プレート」と、たった一言でオーダーする。
この日の「プレート」は、オムライス。チキンライスに、ふわふわ卵の、いかにも喫茶店のオムライスだ。これにサラダがついてくる。手軽で気軽なランチプレートだ。
喫茶店のマスターには、少し憧れる。いや、経営も考えなければ池永から、そんなに気楽なものではないと思うが、その日のランチメニューを考えて、その日のコーヒーを考えながら、日々を暮らすのは楽しいことだと思う。
ガード下にある、小さな喫茶店。昔ながらの薫りがする柔らかな店。決してカフェなんかではなく、もっと密着感のある空気が店内を覆っている。
店は一時に耐震工事で、仮店舗に移動した。けれど、その仮店舗は、ちょっと披露て、ボクは嫌だった。
再び、元の場所で営業をリスタートした「FIDDLER」。今度は、手作りのハンバーガーを食べたい。
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