雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

『中秋の名月』 2013

2013年09月20日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
昨夜は「お・も・て・な・し」じゃなくて、 されましたか?
中秋の名月が全国的に見られる天気の年は珍しいようです。

わたしもほんとは月の無い日に星雲や銀河を撮りたいのですが、
 ので、3夜連続で月を撮ってしまいました。

撮った画像を使ってお月見の雰囲気を演出してみました。
(ススキと月は、昨夜撮ったものを合成しております。)

お待たせしました。それではアバタも無慈悲に写しだした
中秋の名月の画像です。
( 画像クリックで、元画像の25%に縮小したものが表示されます。 )
撮影DATA: 2013/09/19 23:16’~23:34’ VixenR200SS+純正エクステンダー + Canon2.0X(合成f=3000mm )
露出 1/50秒×24枚×9枚モザイク  ISO 100 Cooled 60D (気温17℃ 冷却 オフ) EM-200USD赤道儀 AviStack

さすが満月の中の満月、中秋の名月なのですが・・まったく欠けていない訳ではありません。
南の縁にあるクレーターには影ができています。

今回の画像処理は、これまでの2日間に比べてかなり強調したものとなっています。
満月は正面から光があたっているため影ができず、そのままでは
メリハリが無くなってしまいます。
満月の時に目立つ、クレータから伸びる放射状の”光条”をメインにおきました。
ティコクレーターから伸びる光条

下右側は月の富士山ともいうべきコペルニクスクレーター。
その左はケプラークレーターです。

同じエリアを昨日および一昨日に撮ったものと比べてみます。
9月18日 (待宵の月)

9月17日 (十三夜の月)
(左上の気になるクレーターは以前に発光現象が見られたというアリスタルコス。)

満月近くになるほど、光条が目立つというのですけど・・。(画像処理も違いますしね。)


==========================================
今夜は「十六夜(いざよい)の月」というのだそうですが・・。
もうあきられた頃なので、晴れても撮らない事にします。
できれば、月が細くなるまで”晴れ”は貯金しておいて欲しい。

雲上くもがみ
ブログランキング参加しています。
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ ←ポチッとおねがいします。
にほんブログ村

==========================================
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング参加してます

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

応援(クリック)してね


天体写真 ブログランキングへ