雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

自宅撮影でも、それなりの苦労が

2013年09月25日 | 天体写真よろず話
月が満月を過ぎ少しづつ細くなっていくのに、天気は下り坂に・・
今近づいている台風も上陸しないと台風一過はないのかなぁ。

昨夜は透明度はイマイチでしたが、目立った雲もなかったので
月が出るまでの1時間余り、ブログ用に撮影を行いました。
珍しく対象が南中する前からの撮影だったため、鏡筒が普段と反対側に。
(ボケーッとしていると、撮影中に鏡筒が三脚をゴリ押しすることに。)
まだ早い時間だったため、北天は団地中心部の灯火で大変明るい。
近くの公園の強烈な防犯灯の光を右側の「遮蔽パネルA」で、
お隣さんの灯火は脚立に取り付けた「遮蔽パネルB」で防ぎます。
(ガイド鏡を親亀子亀方式してから、オートガイドの精度が上がっています。)

薄明終了が午後7時過ぎ、月の出が午後8時半ごろになることから、
撮影対象はケフェウス座のアイリス星雲としました。
R200SSで10分露光では真っ白だったので、やむなく5分露光に変更。

撮影後のカメラのモニタでも期待できない事はわかっていたのですが・・
撮影DATA概略:R200SS(f=800mmF4) 2013/09/24 20:08~21:27 5分露光×16枚 ISO1600 Colled60D(23℃ 冷却-3.5℃)

予想以上にひどい画像しか得られなかった。
アイリス星雲の中心部しか写っておらず、淡い部分は明るい空に埋もれてしまった。
背景が明るい分やけにゴミが目立っているが、この理由は心当たりがある。
三夜連続で中秋の名月を撮った時に、カメラボデー内部の公害カットフィルタを外して
うん百枚もシャッターを切った時、1枚毎に小さなゴミが踊って写っていた。

ペッタン棒の効果は?
実は以前(まだ働いていたころ)写りこむゴミ対策でこんなものを買っていました。
(カメラの手動クリーニング操作で、直接センサー面のゴミをペッタン・ペッタンとくっつけます。)
久しぶりに試してみました。
清掃する前 (右下隅のかげりは、以前不具合修理後発生するようになったものです。)

ペッタン、ペッタンしてみました。

清掃した後
中ほどのゴミがまだ取れていなかったので、2回目のペッタンを。
2回目の清掃した後
なんか、新しいゴミが増えたような・・・

わたしが3千円以上も出したのに使わなくなった理由・・・・・・・・・・・・
①.ペッタン付着力は強力で、改造済みカメラのフィルタが浮いたりしないのか不安。
②.センサーはデリケートで、ゴミは手ごわい。(むやみにいじるとかえってこじれる。)

今回の撮影で背景が明るかったのは月のせいかと思ったのですが、
月の出前と月が出た後のヒストグラムはほとんど変わりませんでした。
原因は、夕食後の団欒(だんらん)時で灯火が最も明るい時間帯だった事のようです。

美しい「アイリス星雲」の画像が見たい方は、・・・・・・・・・・・・・

自分で撮るか---->

●「みんなの宇宙(そら)9月号(9月29日掲載予定)
をご覧ください。


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ペルセウス座流星群の画像を取り込んだ夜に立ち上がらなくなった
デスクトップパソコンが先日修理から戻ってきました。
原因はハードディスクの不具合だそうで、ディスク交換で回復のようです。
業務での使用を含め、ハードディスク交換の不具合ははじめての経験です。
高くても国産がいいのかな?
(幸いかなりの画像が外付けハードディスクに残っていました。)

雲上くもがみ
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コメント (2)
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