雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

訂正してお詫びのしるしに、地球の影 再描画

2015年04月08日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
前回記事の皆既月食画像で恒星を基準にしたものと、地球の影を基準にしたものを掲載しましたが、
後者は地平座標(地上から見た水平と高度)で作成していたため、月の動きが複雑となっていました。
地球の影の形はまちがいなかったのですが、私自身もそうだったように、
地球の影の動きを加えるとこんなに複雑になるんだ?」という誤解を与えてしまいました。

今回、15分間隔の画像再処理でステラナビが地平座標で表示されていたことに気づきました。
考えて見れば月は一ヶ月で地球を一周、地球(その影も)は一年かけて太陽を廻るわけで、
単純に考えても影の動きは月の動きの1/12にしかなりませんものね。
誤解を与えましたことを、ここに訂正してお詫びします。

お詫びのしるしに、新たに15分間隔で地球の影を固定で赤道座標で再描画したものを掲載いたします。

(画像処理を最初からやり直しております。)
撮影時刻は19時00分から22時15分のおおよそ15分間隔です。 他の撮影DATAは前回記事を参照願います。

前回記事の恒星位置を基準にしたものに比べて、ずいぶん地球の影が大きく見えます。
実際の大きさは?・・
地球・・・直径(赤道面) 12,756km
・・・直径(平均) 3,474km
地球の影は月の約倍。
恒星基準だと2倍から3倍くらいと影が小さく見えませんか?
 
皆既中に赤い月と輝く星々を狙っているのですが、雲の無かった皆既中でもこれが限界
フニャフニャベランダの上で固定撮影(20秒)したのですが、撮影中に床が揺れてしまいました。


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今回の画像処理は何度もプリントアウトし直して
ある程度見栄えのするところで・・
何でプリントアウトしたのかって?
それはないしょです。

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雲上くもがみ
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コメント (6)
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