雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

月と星と系外銀河(M109)

2015年04月28日 | 天体写真(系外銀河)
22日に祭りの神輿を担いで以降ずっと晴れが続いていましたが、なぜか夜になると雲が出るという天気。
撮影ができたのは25日(金)夜、すでに月が上弦前まで太っていて
日が替わってやっと沈むという悪条件になっていました。

それでも快晴には違いないので月を撮って時間をつぶし、沈むのを待ちきれずに
22時前には春の系外銀河の撮影を開始しました。

月がまだ高く、空の明るいうちから狙ったのは おおぐま座のM109銀河。
( 撮影終了時のおりおんショット。月の高度は約9度と低くなっていました。 )
M109 は北斗七星のひしゃくの部分を構成するγ UMa(フェクダ)のごく近くに見えます。

このエリアは以前R200SSでも撮影していますが、
南中1時間後でまだ高度が高かったためVC200L+レデューサで撮り直しました。

γ UMA(フェクダ)と M109 (おおぐま座)
( 画像クリックで元画像の30%まで拡大 )   ノートリミング画像
( 上が北の方向 )
撮影DATA: 2015/ 4/ 25 21:44’~ VixenVC200L+レデューサ(合成f=1,278mm F6.4) 露出15分×8 枚
  ISO 1600 Cooled 60D (気温9~7℃ 冷却 -10℃)  ガイド鏡GS-60S タカハシEM-200USD PHD2 ステライメージ7

画像中央部 のトリミング画像(クリックで60%拡大)です。
撮影開始時には月の高度はまだ30度以上あり、背景がカブってざらついています。


記事タイトルと順番が変わりましたが、この夜の嫌われ者、時間つぶしにに撮った月です。
上弦前の月 (月齢 6.6)
( 画像クリック個所に応じて、北部・中部・南部にわけて35%まで 拡大表示 )
撮影DATA: 2015/ 4/ 25 19:50’~ 露出1/40秒×20枚コンポジット×3枚モザイク
VixenVC200L+canon 2.0X(合成f=3,600mm F18) ISO 400 kissX2 (未改造)
EM-200USD赤道儀 AviStack
3カットに分けてモザイクとしたため、撮影枚数は全部で60枚ですが所要時間はわずか8分間です。
時間つぶしにもなりませんでした。

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昨夜(26日夜)も徹夜だったため寝不足です。
今夜も晴れているので、月が沈んだあとプチ遠征に行こうか
この期に及んでまだ迷ってます。

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雲上くもがみ
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コメント (9)
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