雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

撮れたけど 身体にも機材にも いいわきゃない

2016年02月09日 | 天体写真(星雲・星団)
昨日(8日)の日中は久しぶりに太陽がずっと顔を出していたのですが、
GPV予報では夕方7時頃になると西から雲がかかってくるというものでした。
撮影はできないだろうと思っていたのですが、天気が良かったので来るべき春の銀河に備えて
久しぶりに反射鏡筒(R200SS・VC200L)のバランス調整をやってみました。

写真はR200SSを搭載してバランス調整が完了した状態
プレート45度張り出し・斜め前方回転ひねりウエイト ガイドシステム 』 でフリーストップが可能に
ここ数ヶ月、ずっとヨンニッパ・改(前面保護ガラス取り外し)ばかり使っていたので
いろいろ思い出すまで時間が必要です。

この夜は曇るという事で機材は一旦しまったのですが、夜8時頃になってもまだ雲はありません。
運が良ければ1,2時間撮影できるのでは、と考えあわてて設営しました。

最初裏口付近に設営したのですが、この時間に撮れるオリオン狙いで道路側スロープに設営しなおしました
約40日ぶりの撮影で、おまけに久しぶりの反射鏡筒だったので手間取りました。
すでに気温は0度を下回り、凍り始めていたのですが前日にスロープを除雪して乾いていたのが幸いでした。
それでも長靴を通して足が冷たくて10分も外にいられない中で撮ったオリオン大星雲です。

オリオン大星雲  (オリオン座)
( 画像クリックで元画像の25%まで拡大表示 ) ノートリミング
撮影DATA: 2016/ 2/ 8 21:04’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH(合成f=760mm F3.8) 露出 分・分・30秒×各6枚
 ISO 1600 Cooled 60D (冷却オフ)  ガイド鏡GS-60S タカハシ EM-200 Temma2M PHD2 ステライメージ7
いつ雲が出てくるかわからない中で、多段階露光もやりましたが効果があったのかどうか。
さらにこの構図は・・
もしかしたらモザイクできるまで持つかも、と欲張りました。

「おりおりおんショット+(プラス)」 で背景と星空を合成しています
画像からは寒さが伝わってきませんが、湿度の高い雪国の冬場は機材にも過酷な環境です。

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これまでの実績では2月は平均1日撮れただけですので、
今月はもうこれでおしまいでしょうか。
この撮影の後、モザイクの北半分の撮影をおこなったのですが
5分4枚撮ったころから、遅れて来た雲が現われました。
一応処理して次回つないでみます。

雲上くもがみ
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コメント (2)
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