雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

のるかそるか、+22分でオリオン大星雲モザイク

2016年02月11日 | 天体写真(星雲・星団)
8日夜オリオン大星雲の南部を撮りながら、あとどのくらい天気が持ってくれるのか
予想できない中、40分ほどの露光で北部の撮影に切り替えました。
すでに22時にちかく予報ではうす雲におおわれていている時間だったのですが、
結局雲が出るまでなんとか5分露光4枚を撮ることができました。

1分露光2枚を加えて北部の露光時間計22分と、前回掲載済みの南部(露光時間計39分)
モザイク結合した画像です。

オリオン大星雲 (x2モザイク)
( 画像クリックで元画像の20%まで拡大表示 )
Microsoft Image Composite Editor でモザイク結合
南部、北部合わせても1時間程度の露光で画になるところが、天下のオリオン大星雲です。

モザイク結合前のオリオン大星雲北部だけの画像になります。
オリオン大星雲  (モザイク 北部)
( 画像クリックで元画像の25%まで拡大表示 )
撮影DATA: 2016/ 2/ 8 21:51’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH(合成f=760mm F3.8) 露出 分×4枚、1分×2枚
 ISO 1600 Cooled 60D (冷却オフ)  ガイド鏡GS-60S タカハシ EM-200 Temma2M PHD2 ステライメージ7

撮影中のオリオンショットです。
今回もおりおんショット+(プラス) で、背景と空の画像を別に処理したものを合成しています。 (30秒露光×6枚)
雲が出たあともしばらく待ったのですが、もう星が見える事はありませんでした。

撤収時に鏡筒内を覗いてみたところ・・
照明でくもりが強調されていますが、ここまでひどい結露ははじめてです
後半撮った星像がにじんでいたのは薄雲では無く、この鏡面の結露のせいのようです。
冬場だけでも対策が必要という事で、鏡筒内に乾燥空気を送り込む事にしました。

筒内気流の乱れでシィーングが悪化しないかという心配もあるのですが、
背に腹は代えられません。

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すでに筒に穴をあけ、乾燥空気を送りこむ事ができるようになりました。
また初撮りの1月1日に霜で凍り付いたPCの対策も・・
モニターにはクリアファイル、キーボードには手製マウスパッドをかぶせただけ
今回の撮影で十分な効果が確認できました。
今夜は移動性高気圧で徹夜ができるかも、もうワクワクが止まりません。

雲上くもがみ
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コメント (6)
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