雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

たまには散開星団も M35付近 (2月の奇跡その3)

2016年02月18日 | 天体写真(星雲・星団)
今月は8日に撮れたのでこれで終わりかと思っていたところ、
その後11日になんと一晩中晴れるという奇跡がおきました。
その時撮れた5タイトルを雪国の「2月の奇跡」シリーズとして順次お見せしています。


シリーズ3回目は、春の系外銀河が南中するまでの合間に撮った ふたご座の散開星団です。

M35付近の散開星団  (ふたご座)
( 画像クリックで元画像の25%まで拡大表示 )
左側 まばらで大きいのがM35、中央で球状星団のように見えているのはNGC 2158、右側の小さな集まりにも IC 2157という名前がついています
( 上が北の方向 )
撮影DATA: 2016/ 2/12am 00:00’~ Vixen R200SS+コマコレクタPH(合成f=760mm F3.8) 露出 分×4枚+分×4枚
 ISO 1600 Cooled 60D (冷却オフ)  タカハシ EM-200 Temma2M ガイド鏡GS-60S PHD2Guiding ステライメージ7
中央部分のトリミング画像です。
彩度を思い切り上げているため、星の色の違いがわかります
M35 までの距離は2,800光年、NGC2158 まではその約4倍遠い11,000光年だそうです。

撮影中の風景 おりおんショット+(プラス) です。
さすが、メシエNo.のついた星の集団、広角レンズでも存在がわかります。
( 画像クリックで星座線の入った画像を表示します )
星空と地上を別に処理して再合成しています
 TAMRON Zoom (f=17mmF2.8) 30sec×4 ISO 1600 kissDX(SEO-SP2) *ソフトフィルタ使用

星だけが写った画像処理は何て楽なんでしょう。(撮影も楽)
ちょっと物足りなくて、このあたりが散開星団めったに撮らない理由かも。

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昨夜は早い時点でのGPV予報では日が替わる頃から
雲が切れるというものだったので、主な機材を裏口に運んでおきました。
今回はVC200Lを使う予定でした
月と木星を撮ったあとに 北天の銀河を撮る予定だったのですが、
予報が悪化して2時近くになっても雲が切れなかったため寝る事にしました。
翌朝起きてみたら、晴れてはいたもののまだモヤっとした空。
徹夜しなくて良かった。

雲上くもがみ
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コメント (4)
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