雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

三日月と、らせん星雲。

2016年12月05日 | 天体写真(星雲・星団)
今年は東京に初雪を先取りされ、「この下に高田あり」 という雪国の名前返上せねば。
(今日現在わが上越市はいまだ初雪がありません。 ずっとこのまま・・)

それでもこの時期 星が見えない事には変わりありません。
娘の退院祝いで千葉から戻った翌日の3日、久しぶりに撮影する事ができました。
前回アンドロメダ銀河を撮ったのが先月24日ですのでほぼ10日ぶりになります。

GPV予報 では23時頃には雲が出るという事だったので、最低でも月だけはと・・
月齢 3.8  
( 画像クリックで元画像の 50%で表示 )
撮影DATA: 2016/12/ 3 17:42’~  Vixen VC200L(f=1,800mm F9 )
露出 1/50秒 x20枚 ISO 800 LPS-P2FIL kiss X2 タカハシ EM-200 Temma2M AviStackでコンポジット
月の高度がある内にと薄明が終わる前に撮り始めたのですが、すでに木の枝にかかっていました。

この日夕方の薄明が終わるのは18時02分。暗くなるのが早くなっても人の生活は変わらず。
VC200Lにレデューサーを取り付けて南天のらせん星雲の撮影を始めたのは19時前。
まだご近所が仕事帰りの時間帯に撮影を開始しました。

NGC7293 らせん星雲  (みずがめ座) 
( 画像クリックで元画像の25%で表示 )
(  が北の方角 ) 
撮影DATA: 2016/12/ 3 18:42’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 10分×5枚 ISO 1600 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ 11℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
タイマーリモコンのトラブルで9枚撮ったつもりが5枚だけに
撮影終了時の高度は約20度と低く、まだ夕食の時間帯では空も明るくこれが限界。

南天低いのが悪条件ですが、らせん星雲の見かけの大きさは案外大きいのです。
撮影機材の焦点距離とカメラの画素数から演算して合成してみました。
ステラナビゲータのデータでは、この夜の月の視直径が30.3’ らせん星雲が12.8’ となっていました。

この夜はGPV予報が良い方に外れ、薄雲はあったものの朝まで撮影する事ができました。

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おかげさまで娘は退院してあみちゃんの育児を開始。
これからは娘夫婦で頑張るということで、ばぁばも帰ってきました。
これまでの何度かの外泊で ばぁばの特訓の成果ありやなしや
この年末始は里帰りの予定なので、このまま雪が降らないでほしいのですが・・

雲上くもがみ
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コメント (4)
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