雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

『 火星大接近 』 、 次(2035)は無理だと思うので・・(その1)

2018年05月08日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
今日は下弦の月なのでそろそろ星空の撮影を再開したいのですが、この先も天候がすぐれません。
撮れないとなると いろいろと思いだけを巡らせ、気がついたら新しい機材をポチッていた、
というのは良くある話。

今回その危ないきっかけを作ったのは、星ナビ6月号の記事 「CMOSカメラで惑星を撮る」 でした。
星ナビがこの特集を組んだのは今年7月に火星が大接近するから。(だと思います)

火星は公転周期が地球の倍以上で、2年2か月毎に地球に接近します。
ただしかなりの楕円軌道のため、接近時の距離は6000万kmから1億kmと大きな開きがあります。
今年 最接近する7月31日には5760万kmと、まさに大接近になります。
この機会を逃すと、次に6000万kmを切る大接近は17年後の2035年までありません。
その時わたしは80代半ば、まだ生きていたとしても もう撮影は無理でしょう。

(前々回の最接近) 2014年 4月14日 9200万km
この当時の撮影機材です。 ↓
カメラアダプター内にはNLV9mmの接眼鏡を組み込んでいます

(前回の最接近) 2016年 5月31日 7530万km
* 最接近から10日後に撮影しました。↓
ガイド用カメラ(モノクロ)で動画を撮影して処理しています
この時の撮影機材です。 ↓

他の撮影方法としてはこんなものも試しました。↓
デジ一眼を接続すると合成焦点距離3000mmとなり、
更に EOS Camera Movie Record (フリーソフト)の x5クロップで動画を切り出します

わたしにとって まさにラストチャンスとなる 火星大接近 をどう撮るか。
更に今はまだ目いっぱい開いている土星の輪も次第に細くなり、2025年には消失。
ふたたび輪が全開となるのは2032年ごろで 私はすでに80代。
2014年 5月10日
R200SS+NLV9mm+SONY HDR-CX170
左はビデオ画像の1フレーム、右はRegiStax5で動画処理したもの

正直に言うと惑星の撮影はこの10年間で15夜程度で、火星に至っては最接近時の3夜ほどしかありません。
私にとってラストチャンスでもある2か月後の 火星大接近 にどう挑むか、まじめに考えてみました。

( この続きは 次回 の記事 で )

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そろそろ「かたてま野菜」の植え付けの時期ですが
このところ寒くて足踏みしています。
先日作成した 「 防犯灯隠し箱 」 は光漏れが大きかったので改良しました (電柱にフィットさせました)

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コメント (4)
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