雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

「火星お別れ会」の来賓たち(木星・土星・月)

2020年11月04日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
先月27日夜は最接近から3週間過ぎた遠ざかる火星と たっぷりお別れできました。
( その時撮った画像は 前回記事 を参照 )

自宅裏口付近での撮影ですが、この夜 火星が自宅の屋根から顔を出すのが22時ころ。
撮影準備は明るいうちに済ませておいたので、それまでの時間つぶしに
すでに西空に低い木星土星
そして21時前に南中する(月齢10.7) の動画撮影を行いました。

撮影を開始した19時ころの空 ( 中ほどが南の方角 )


木 星
撮影DATA:2020/10/27 18:57’~19:32’ 3分録画 ×7 VixenVC200L Explore Scientific 3x フォーカルエクステンダー
ZWO ADC1.25" 大気分散プリズム ZWO ASI 224MC タカハシ EM200Temma2M赤道儀
[録画]Firecapture 180秒 Gain250 シャッター速度40mS
[スタック処理]AutoStakkert( 約2250フレーム/4500フレーム) 
[Wavelet処理]RegiStax6

ちょうど大赤斑が見やすい時間帯だったのですが、20時過ぎまで薄雲があったようで
9月28日に撮った画像 より すっきりしない画像になりました。
それでも一応GIFアニメを作成してみました。
高度が下がるにつれて更に悲惨な画像に


土 星
撮影DATA:2020/10/27 19:40’~19:53’ 4分録画 ×3 VixenVC200L Explore Scientific 3x フォーカルエクステンダー
ZWO ADC1.25" 大気分散プリズム ZWO ASI 224MC タカハシ EM200Temma2M赤道儀
[録画]Firecapture 240秒 Gain300 シャッター速度75mS
[スタック処理]AutoStakkert( 約1120 フレーム/3200フレーム) 
[Wavelet処理]RegiStax6
何枚撮っても代り映えしないので3カットだけ。
木星より暗い分 画像が荒れているため、GIFアニメの代わりに3枚をコンポジットしてみました。
ザラザラ感は無くなりますが、解像度が上がるわけでは・・


この後、が自宅の屋根から顔を出したので同じ撮影機材で20カットほど動画撮影しました。
 (月齢10.7)
撮影DATA:2020/10/27 20:25’~21:43’ 1分録画 ×21 VixenVC200L Explore Scientific 3x フォーカルエクステンダー
ZWO ADC1.25" 大気分散プリズム ZWO ASI 224MC タカハシ EM200Temma2M赤道儀
[録画]Firecapture 60秒 Gain200or250 シャッター速度20mS
[スタック処理]AutoStakkert( 約725 フレーム/2100フレーム) 
[Wavelet処理]RegiStax6

コペルニクスクレーター付近 (3枚モザイク結合)

テイコ・クラビウスクレーター付近 (7枚モザイク結合)
見かけのサイズを合わせて火星を合成してみました

他にも欠け際付近を何カットか撮っています。(その中の一部を)
プラトークレーターから アルプス谷

虹の入江

ヒッパルス谷周辺

だけで1時間以上の動画撮影を行いましたので、こんな画像も撮ってみました。
ガッサンディクレーターの夜明け
わずか1時間たらずで クレーターの中央丘陵に陽がより当たっているのがわかります

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昨年の夏以降「コロナ禍」もあってずっと会えなかった
東京にいる孫のいっちー君といとちゃんが
久しぶりに新幹線でやって来てくれました。
晴れてくれた日曜日には
妙高高原の苗名の滝まで行ってきました。
滝の水量が多く、紅葉もきれいでした

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