雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

(続1 /2)気候区分別 全国夜間晴天日数比較(2001~2020)

2021年01月19日 | 天体写真よろず話
この記事は 『(自由研究)気候区分別 全国夜間晴天日数比較(2001~2020)』 の続きになります。
過去20年間の夜間の天候データをどうやって推測、集計したかは 上記の記事を参照願います。

今回は日本の気候区分別に 主要都市の過去20年分の夜間晴天日数(推定)の集計結果を報告します。
尚 気候区分に方法ついては、日本の気候 『ウィキペディア(Wikipedia)』 から選択しました。

私が選んだ日本の天候区分と、過去の晴天日数を集計した主要都市・地域になります。


1.日本海
北西の季節風により、冬に雨や雪が多い。
特に本州の日本海側は世界有数の豪雪地帯である。

1a.オホーツク
この地域は冬の3ヶ月間、流氷が接岸する。
夏・冬とも乾燥した季節風が吹きこむため、降水量は少ない。
ただし数年に1回程度の頻度で、地吹雪に襲われることがある。

< 過去20年間の月別・夜間晴天日数(推定) 集計結果 >


1b.東北・北海道
北海道の冬の寒さは盆地にある旭川市などで特に厳しい。
一方 北海道西部の夏は高温・晴天が続く。太平洋側は雪が少なく、対馬海流の影響で温暖である。
北海道日本海側では冬に風雪が激しく積雪量が多い。
東北地方日本海側の夏は秋田県北部の一部を除いてやませが奥羽山脈に遮られるため晴天が続き
フェーン現象により太平洋側より気温が高くなる事がある。
青森市の年間降雪量は日本全国の気象官署で最も多い。






1c.北陸・山陰
新潟県は特に降雪量が多く、1月から3月までの降雪量は
降水量換算で十日町市1000mm 上越市・長岡市で700~900㎜。
北陸地方では冬に雷が多く、金沢市の雷の観測日数が42.4日と日本最多である。(1981~2010)
石川県能登地方は冬の積雪が少ない。
兵庫県北部ではフェーン現象により37℃以上もめずらしくない。
京都府や滋賀県の一部地方には豪雪地帯がある。
積雪は島根県では西部より東部が多い。
なお山陰地方では冬の雪や曇りの日の多さは北陸地方ほどには多くない。

* 私は新潟市に長年単身赴任していましたが、県内では最も雪の少ない地域のひとつです

* 私の住んでいる上越市はgooの過去の天気データには無いのですが、新潟市・富山市の中間として作成しました




* 北陸から山陰の日本海側の年間グラフの変化は 非常に似ている事がわかります



2.九州
梅雨の降水量は秋雨より多く、四国や近畿地方太平洋側と同じ。
福岡市のように日本海や対馬海峡に面した地域は冬は降水量が少ないが、
雲量が多い点では日本海側気候に近い。




3.南海
近畿地方の太平洋側や南四国では、秋雨ではなく梅雨の時期の降水量が最多。
南四国は秋の降水量が特に多い地域の一つ。
高知県豊後水道に面した地域などでは雪が多い。
足摺岬や室戸岬などでは年中風が強い。伊豆諸島は国内有数の強風地帯。
九州地方南部は台風の襲来が多い。
熱雷により宮崎市が6月~9月の雷日数が17.9日と日本最多。



* 私を含め、日本海側に住む天体写真ファンがうらやむ夜間晴天日数となっています


記事のボリュームが大きくなったため、
4.瀬戸内型 以降については、次回の記事 で。


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一時は上越市で2mを越えた屋根の積雪も現在は半分に。
除雪でつらかった腰痛も腰コルセットを買ってきて楽になりました。
ご近所の除雪機の助けで車も出せるようになりましたが、
道路の両脇には高い雪の壁があり、見通せなくて怖いのなんのって!

雪の下になっていた庭木の無残な姿があちこちに

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コメント (2)
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